「浪費型の経済」の弊害  ある自転車屋さんの話

 街中の小さな自転車屋さんが嘆かれていました。
 「この頃はうちのような小さな店で自転車を買ってくれるお客さんはうんと減ってしまった。そのかわり、大手の店で格安の自転車を買って、2か月もしないうちにタイヤがパンクしたので修理してほしいとうちの店に修理に持ち込んでくるお客さんが増えた。
普通のタイヤなら、穴が開いたところを見つけてパッチを貼れば直るが、この頃の安物はタイヤのゴムの品質がひどく悪い。避けてしまって丸ごと交換しなくてはいけない。
 けれども、値段は高くても品質の良い自転車を買って手入れして長く使おうというお客さんは、うちのような古参の小さな店で買ってくれる。昔はみんなそうだったんだけどね。」
店のご主人は、実際にパンクしたタイヤを見せながら語ってくれました。
  
 日本共産党は、第26回大会決議で、「今日の資本主義がきわだった『浪費型の経済』」となっていることを指摘していますが、これもその一例だなあ、と話を聞きながら思いました。
この大会決定では、日本共産党が目指す未来社会について、「資本主義に固有の利潤第一主義がもたらすこうした『大量生産・大量消費・大量廃棄』がもたらす浪費がただされたら、人間的な生活に使用される富ははるかに豊かなものになる」と述べています。ごく一部分を引用しただけですが、興味のある方は、「日本共産党中央委員会」のホームページに掲載されている「日本共産党第26回党大会決定の、第26回党大会にたいする中央委員会報告 決議案第6章(日本における未来社会の展望について)について」をご覧ください。

庶民は怒っています

今日は、午後から民商(全国商工団体連合会)の会員さん宅を訪ねました。
 衣料品店、居酒屋、自転車屋、美容商品の卸等、職種は様々ですが、みなさん、4月からの消費税増税で営業はますます苦しくなる一方と言われていました。
 政府は消費税増税分を価格に適正に転嫁するように言っていますが、増税分を転嫁したお店は一つもありませんでした。
ただでさえ、大型店との競争にさらされている小規模経営者は、増税分の転嫁などできない、自分の身を削るしかないとのこと。自転車屋さんは、同業者がすでに7店も廃業してしまったと嘆かれていました。
 ご主人が建設業という主婦の方は、4月に入ってから仕事が減って心配しているとのこと。食べ盛りのお子さんが3人もいて、食費がかかって困るのに、増税でますます家計のやりくりが大変。スーパーの特売しか買わないようにしている。これから先、学費もかかると思うと本当に頭が痛いと言われていました。
 安倍首相、この庶民の声、聞こえますか!? 私たちは、来年10月の10%への再増税、絶対に許しません!!