盛会だった党演説会  社会変革の道を共に歩む仲間も増えました

6月24日、小池晃党書記局長・参議院議員を迎えての日本共産党大演説会は、満席の800人の参加で熱気にあふれたものとなりました。

小池晃党書記局長は、朝のNHK日曜討論で論戦した足   で徳島に直行。この間の国会での野党で結束して行った「モリ・カケ」問題追及や過労死をさらに増やす高度プロフェッショナル制導入を含む「働き方改革」法案や賭博を合法化する「カジノ」を含むIR法など、国民多数の反対の声を無視して悪法を強行する自公政権を鋭くバッサバッサと切りながらユーモアも交えて笑いもとる「小池節」に会場は大いに沸きました。

参院選勝利への決意を語った仁比参議院議員、衆議院四国比例の議席挑戦に挑む白川さんの訴え、県議団を代表して来年の一斉地方選挙勝利への決意を語った達田県議の訴えもすばらしいものでした。

この会場で19歳の2人を含む5名の方が入党されました。

   

一般質問と答弁の概要を掲載しました

私は、日本共産党を代表し、一般質問を行います。

質問に先立ち、18日朝に起こった大阪府北部地震について、亡くなった方とそのご家族にお悔やみを申し上げ、被災された方々にお見舞い申し上げます。

 

1.地震対策について

■ 学校や学童クラブの安全対策を
大阪府北部地震を受けて、県内の地震への備え、特に子どもたちの安全を確保する   ため、学校敷地内すべての構造物の安全性確保の取り組みと、学童クラブの建物の耐震化の状態はどうなっているか?

回答(福井政策監):学童クラブの耐震化は84.3%。国の補助制度を活用し、市町村と連携して耐震化を進めていく。

 

2.知事の政治姿勢について

■ 県民の暮らしの実態、生の声を広く把握する仕組み作りを行うべき

私は、住民の福祉の向上という自治体本来の仕事を投げ捨て、知事と関係の深い人物を優遇する県政の私物化、そのもとでの忖度の蔓延が進行しているのが飯泉県政だと指摘。

アベノミクスで格差と貧困が広がり、相次ぐ社会保障の改悪で、県民の暮らしはますます厳しくなっている。介護保険料は制度が始まった当初の2倍以上に引き上げられ、少ない年金から天引きされる高齢者から悲鳴が上がっているが、知事の所信表明では、県民の暮らし野福祉についての言及はなかったことを上げ、今の県政には、広く県民の暮らしの実態、生の声を掬い上げる仕組みがないことも大きな要因ではないかと指摘。現在行っているe-モニター制度(公募100人+市町村長推薦100人程度が、県が設定した項目についてインターネットで回答するもの)等ではなく、他県のような、かつて徳島県でも取り組まれていた、1,000人~5,000人規模の県民アンケートを復活してはどうかと提案した。

回答(後藤田副知事):県では、e-モニター制度等、様々な手法で県民の暮らしの実態、生の声を掬い上げる努力をしてきた。

 

 

3.とくしま記念オーケストラ事業にまつわる疑惑について

■ 事業にまつわる疑惑次々と!

答弁に立った飯泉知事は、とくしま記念オーケストラ事業を始めた経緯とその成果について、これまで議会で述べてきた主張を長々と述べ、記念オケ事業に関わって脱税の罪が確定した川岸氏への調査について必要はないと否定したこと以外、質問に対して正面から答えることはありませんでした。

質問に対して実質的な答弁に立った板東県民環境部長は、知事がすでに述べたことも重複して繰り返して述べる部分も目立ちました。記念オケ疑惑に関する質問(再問も含む)と答弁の概要は以下の通りです。

①理事会に承認なく、記念オケ事業増額
公益財団法人徳島文化振興財団の会計処理規程15条には、「予算の補正を必要とするときは、理事長は、補正予算を作成し、理事会の承認を得なければならない」とありますが、記念オケ事業では、大幅な予算の増額、事業の追加について理事会を開催し、協議した形跡がありません。その総額は、2013年~2016年度の4年間で、2億918万円にも膨らみました。
ところが、県民環境部長は、事業費の増加は、認められた計画の効果が上がるように取り組んだ結果だとし、問題はなかったとの認識を示しました。

②事川岸氏以外にも音楽専門家に報酬(謝礼)
党県議団が財団に対して情報公開請求を行った結果、2016年度は、派遣職員1名の本給を除く手当、237万円を、川岸氏以外の音楽専門家3人に250万円の報を支出していたことがわかりました。
この「報酬」は、2013年度から2015年度までは2名に180万円支出されています。
記念オケ事業にかかわる人物が、川岸氏以外に2名も3名もいたことは、これまで議会に全く報告がありませんでした。
私は、いったい誰からの要請でどのような人物に支出したのかと問いましたが、県民環境部長は、音楽専門家の詳細については「個人情報保護」を理由に答えませんでした。

③2013年度、川岸氏の給与を年度初めに一括払い
川岸氏は2012年度で県の政策参与を辞めましたが、2013年度には、文化振興財団と個人契約を結んで記念オケ事業を担いました。
その際、川岸氏には、月ごとに支払うべき給与を、年度初めの4月に一括して90万円、支払っています。
県民環境部長は、「財団で適切に支払われた」と答えましたが、異例です。

④納税証明書を確認せずに契約!?
公益財団法人が多額の経費がかかるような事業を行う際、契約する事業者の納税証明書を確認することは当然です。
ところが、川岸氏が代表を勤めていたアンサンブルセシリアについては、納税証明を確認していませんでした。(アンサンブルセシリアは設立後27年間、一度も税の申告をしていませんでした。)
なぜ、確認しなかったのかとの問いに、県民環境部長は、「すべての事業において確認するわけではない」と、とぼけました。

■川岸氏の調査を求める

財団の数々の異常な運営の背景には、川岸氏が事実上の財団の「政策参与」として記念オケ事業に関わったことがあります。
私は、知事が川岸氏を県の政策参与に任用したことがすべての発端だと指摘し、川岸氏への調査を行い、疑惑の真相を明らかにして説明責任を果たすよう求めました。

知事は、政策参与に任命した責任については認めましたが、川岸氏の脱税の罪はそれほど重いものではないなどと述べ、調査を行う意志がないことをあらためて示しました。

一般質問は質問と答弁との合計で60分以内という決まりがあり、質問者に30分程度は保障するよう答弁時間を調整するのが通常ですが、今回は、私が18分、知事を含めた理事者(執行部)が42分と、答弁者が質問者である私の倍以上の時間を使ったため、4つめのテーマ「オリックス株式会社の風力発電事業計画について」は質問を中止し、文書質問に変更せざるを得ませんでした。

あまりに異常な答弁に、傍聴者からも「知事は大人げない」「質問つぶしのようないやがらせ答弁に驚いた。かえって、記念オケ疑惑についてまともに答えられない、やましいことがあるのではないかという疑いがますます強まった。」との声が寄せられました。

質問後の休憩時間に、傍聴にこられたみなさんと記念撮影(都合で先に帰られた方もおられます)

一般質問を行いました

議員になって4度目の一般質問を行いました。

徳島版「モリ・カケ」疑惑、「とくしま記念オーケストラ」事業にまつわる疑惑を中心に取り上げましたが、私が18分に対し、知事始や理事者の答弁が42分と、異常な答弁でした。おかげで、準備していた「オリックス株式会社による風力発電事業計画について」の質問ができずに終わりました。この質問を聞くために傍聴に来ていただいた方もおられたので、非常に残念です。(後日、質問趣意書《文書質問》を提出し、回答をもらいます)

質問したことにまともに答えず、すり替え、ごまかし、だらだら答弁による時間稼ぎと、あまりにひどい状況に、傍聴に来られた方からも、TVで見て下さった方々からも、「知事さんも大人げない。」「よほど、知られたくなかったんでしょうね。」等々の感想が寄せられました。

(本会議質問の動画は、県議会のホームページ:ttps//www.pref.tokushima.lg.jp./gikai/ の「議員紹介」または、「録画配信」からご覧いただけます。)

私の一般質問の概要は、次のページに掲載します。

質問終了後、傍聴に来て下さったみなさんと記念撮影(都合で、先にお帰りになった方もおられます)

記念オケ疑惑の真相解明を求めて―「真相を明らかにする会」がスタンディング

一般質問を翌日に控えた21日。夕方5時半から県庁前で行われた「記念オーケストラ疑惑の真相を明らかにする会」の宣伝には、過去最高の40人を超える皆さんが参加し、盛り上がりました。明日の一般質問の準備の合間を縫って、県議団も3人揃って参加しました。

リレ-トークでは、「飯泉知事は真相を語れ」、「徳島版モリカケ疑惑の解明を」等、それぞれの思いが語られました。

私は、「今日の自民党の代表質問を聞いて、県民の求める真相解明とは程遠いものだった。」と指摘し、「明日の一般質問では、この間に県議団が調査してわかった新事実をもとに、知事を追及し、真相解明につなげたい」と語りました。
県議団は、宣伝終了後、再び控え室にもどって、質問の仕上げに取り組みました。

下の写真は、最後の追い上げで必死でパソコンに向かう私です。(片付かない控え室の様子もそのまま写されてしまいました・・・ヾ(・_・;)チョット‥)

大阪府北部地震について

写真
地震で倒壊したブロック塀(しんぶん赤旗 2018年6月20日より)

6月18日朝に起こった大阪府北部地震。
通学途中、ブロック塀にはさまれて亡くなった少女をはじめ、犠牲になられた方のご遺族、関係者のみなさん、またこの地震で被害に遭われたすべてのみなさんに心からお悔やみとお見舞いを申し上げます。

娘も大阪在住(茨木市)なので心配でしたが、朝は、途中で電車が停止したものの、吹田市の職場にたどりつき、帰りも電車が動いたので帰宅はできたそうです。住居は、中は「ぐちゃぐちゃ」で、ガスも止まっているそうですが、電気と水道はOKとのこと。

それにしても、ブロック塀の倒壊で9歳の女の子が亡くなられたことはショックです。

 

城北高校の人形会館落成式

17日、城北高校の人形会館落成式に臨席しました。
城北高校の人形会館は、徳島県内で唯一学校に併設された本格的な芝居小屋として1965年に竣工され、「民芸部」の活動に活用されてきました。
2015年に国登録有形文化財に指定され、県の事業として耐震改修工事が行われ、その完成を記念しての落成式です。

知事をはじめとした関係者のテープカットの後、城北高校民芸部のみなさんによる「寿二人三番叟」が上演されました。
久しぶりの上演ということでしたが、2体の人形を操る様は見事でした。太夫、鼓、三味線の掛け合いも息がぴったり合って、観ている私たちもいつの間にか引き込まれ、手拍子を打っていました。

上演後、舞台に上がらせていただき、舞台裏や天井も見せていただきました。
たくさん保管されている頭の中にはTVの時代劇「仕置き人」に出たという頭もあって、それを聞いた議員からは「ほう」と感嘆の声が聞かれました。

郷土の伝統芸能、阿波人形浄瑠璃の継承と公演活動に取り組むみなさんの熱意に触れた一時でした。

   

  

 

原発再稼働反対!310回目の金曜行動 木魚も鳴りました

18時~徳島駅前で行われた「原発再稼働反対徳島有志の会」の310回目の金曜行動に県議団3人そろって参加しました。

新潟県知事選挙の結果について、野党共闘候補が惜敗したものの、原発再稼働No!の県民の圧倒的多数の世論があらためて示されたこと、県民が追い詰めた結果の福島第2原発廃炉、国会での野党4党の原発ゼロ法案共同提出、原発輸出No!など、思い思いの言葉で訴えたリレートークの後、いつものように四国電力支店前までパレード。四電前での横山先生恒例の抗議ならぬ「講義」に原発反対のマーチなどの替え歌合唱。

お決まりのコースで1時間、街中でアピールしました。達田県議持参の木魚も良い音で、いつものパレードもいっそうテンポ良く歩けました。

  画像に含まれている可能性があるもの:上村 恭子さん、達田良子さん、、スマイル  

 

夜明け前の空

6月議会が始まり、事前委員会、22日の一般質問に向けての準備と慌ただしい毎日で、投稿も途絶えがちになってしまいました。

8日の大門みきし参議院議員を迎えての消費税問題の学習会、日曜日の守る会定期大会での挨拶、夜は、地元での初めてのつどい(党外から8人もの参加があり、嬉しかったこと)、12日の夜は、5月につどいに参加していただいた方への入党の呼びかけ、昨日は、教員の息子さんの時間外勤務があまりに酷いと心配された親御さんからの相談と、色々ありました。

夜明け前の空を眺めながら思い出しています。
今から少し仮眠を取って、朝宣伝に行きます。

青空を見た気分

6月10日、2週ぶりの日曜市でのおはよう宣伝。
いつものように、古田さんが訴えている間.「安倍9条改憲NO!」の署名を片手に会場内を回りましたが、反応の良さにびっくり!
政治の右傾化、私物化が進む安倍自公政権への怒りと日本共産党への期待の高まりを実感する対話がいくつもできたからです。
たまたまなのか、情勢の激変なのか
今日の天気と正反対の青空を見た気分で次の行動に移れました。