委員会視察報告  水素エネルギー活用の現場

8月31日(月)~9月1日(火)まで環境対策特別委員会視察で兵庫県に行ってきました。

8月31日、1日目は 尼崎市の岩谷産業株式会社、中央研究所を訪問しました。

11951826_418325401706092_1062407291455221477_n[1](写真は、岩谷産業のパンフレットから)

水素エネルギー活用についてお話をお聞きし、水素ステーションを見学。水素燃料電池自動車の乗車体験もしましたが、安全性の問題や、水素を抽出する原料が国内では調達できず、輸入に頼らざるを得ない点、ステーション建設も高額の費用がかかるなど、課題も多いことがわかりました。
次世代のクリーンエネルギーとして、また、災害時の電源としても注目されている水素ですが、普及のハードルはかなり高いという印象を受けました。

徳島県も水素11201604_418325421706090_8152469954363822096_n[1]グリッド構想参入に手上げし、水素ステーションの設置と水素燃料電池自動車を5台購入、民間での購入に国と県で補助金を300万円(国:100万円、県200万円)出すなど、予算を組んでいますが、補助金分を除いても400万円以上も出費して燃料電池自動車を購入する県民がどのくらいおられるでしょうか。