小林節氏 再来   「ママの会徳島」がトークセッション続編

20151117_201207-1 安保関連法に反対するママの会徳島が主催するトークセッション「続・小林節先生にお聞きしましょう!」に参加しました。

小林節氏は、「戦争法が成立したことで、(来年の)4月1日~我々は戦争の危険に直面することとなる。戦争法はアメリカにおつきあいする法律。(政府は)今、どの戦争に参加するか検討している最中。
ただ、来年7月に参議院選挙がある。この選挙前に、もし自衛隊を海外に出せば、色々問題が起きるから参議院選挙が終わるまで海外派兵はしないと思う。
(参議院選挙で)32の1人区で20以上野党が取ると、参議院は与野党ひっくり返って逆転し、政権はレームダック化する。」と述べ、参議院選挙での野党共闘の重要性を強調しました。

 

 

 フロアから、「日本共産党が野党共闘を呼びかけているが、最大野党の民主党が受け入れそうもない。既成政党でなく、シールズやママの会など運動してきた団体から政党に属さない候補を出し、共闘を促す方法はどうか。」と問われた小林節氏は、「素人集団では、自民・公明を打ち破るのは無理です。」と応え、この間、様々な政治家と話をしてきたなかでの感触として、野党共闘はできると確信していると述べました。
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戦争法案をめぐって、政治に無関心だった若者や中間層が立ち上がってきている。
野党共闘が実現し、今まで選挙に行かなかった人たちが投票に行くようにな れば、政権をひっくり返すことは可能だと語る小林節氏。
「(野党共闘を促す?)サプライズも準備中。楽しみにしていて」との予告もありました。

「政府はわれわれが与えた枠(憲法)内で我々を幸せにするために働くものだが、安倍政権はこの枠を勝手に超えた。こういう政権は早く終わらせないといけない」と強調する小林節氏の話は、安倍政権を終わらせ、立憲主義・民主主義をとりもどすたたかいへの相当な覚悟を感じるものでした。

来年6月に開催される徳島県母親大会に小林節氏を招く計画があるとのことです。その時には、野党共闘が実現し、参議院選挙勝利の展望が開かれているように、「しっかりやってよ!」と、背中を押されたトークセッションでした。