ゴミ処理施設建設をめぐって  協議会解散へ

看板(佐那河内村)
佐那河内村に立てられている看板の一つ。白紙撤回が決まったことで、もうすぐ撤去される予定です。

30日、徳島市など7市町村による広域ごみ処理施設建設をめざした協議会が解散したとの報道がありました。

 

大型のゴミ焼却炉建設を含む一般廃棄物処理の中間施設が、村民も議会にも知らされないまま佐那河内村に決まったことが発覚してから1年余り。

計画の白紙撤回を求めた住民運動は建設候補地の周辺の徳島市民をも巻き込み、出直し村長選にまで発展。計画の白紙撤回を主張した岩城氏が新村長に選出されました。

20151130_205056-1本日開催された協議会で、岩城村長が、正式に建設の白紙撤回を表明し、徳島市が単独で処理施設を建設する方針変更を主張したことで解散となったとのことです。

 

 

この日の徳島新聞には ゴミの「3R運動」の全面広告が掲載されていました。

 

ゴミはできるだけ減らして、できるだけ燃やさない。

国や県は広域でごみを集め、大型の焼却炉で大量に燃やし続けるしくみづくりに熱心ですが、環境を守り、ごみ処理にかかる経費を減らすためにも、この考え方を転換するべきだと考えます。

ちょうどこの日開催された環境特別委員会でも、このことを述べ、問題提起を行いました。