終戦記念日宣伝

 今日は8月15日、68回目の終戦記念日です。11時からアミコ前で治安維持法国家賠償請求同盟の宣伝に参加しました。
 戦前、治安維持法のもとで、「主権在民」「戦争反対」を訴えた人々が拷問されたり虐殺されるなど、激しい弾圧が行われた歴史を知って欲しい、平和憲法改悪を許さない、との訴えに、前を通る多くの方がチラシを受け取ってくださいました。私もリレートークに参加。父母や義理父から聞いた戦争体験を語り、平和憲法を守り抜く決意を語りました。
 治安維持法は戦後廃止されましたが、日本政府はいまだに犠牲者への謝罪や賠償を行っていません。治安維持法国家賠償請求同盟は、弾圧の事実を国民に知らせ、日本政府に対し、犠牲者への謝罪と賠償をさせる運動を粘り強く続けています。(終了時間近くに右翼の宣伝カーが2台、「君が代」を流しながら駅前を2周していきましたが、私たちの宣伝への直接の攻撃はなく、混乱はありませんでした。)
 

 12時からは、バスターミナル前で日本共産党県委員会として終戦記念日を迎えての訴え。
 国内で310万人、アジアで2000万人を超える犠牲者を出した日本の侵略戦争と植民地支配。
 日本国憲法は、このことを深く反省し、二度と戦争はしない、そのための軍隊も持たないと世界に宣言した戦後日本の政治の原点です。憲法9条を生かした平和外交に徹することこそ、日本が世界に貢献する道でもあり、日本を守る道です。
 私は、安倍内閣が狙っている解釈改憲による集団的自衛権の行使は、日本を否応なしに戦争に巻き込む危険な道であり、アメリカいいなり政治の行き着く先であることを訴えました。
 日本共産党は、参議院選挙で躍進した議席を生かし、平和憲法を守りたいと願う多くの国民と手を取り合って憲法改悪のたくらみ打ち破るたたかいを前進させることを誓い、平和憲法を守る運度に、みなさんもご一緒に取り組みましょうと呼びかけました。(訴えの詳細は日本共産党徳島県委員会のホームページをご参照ください。)