徳島県消費者情報センターにおじゃましました

4月11日(月)、県議団で徳島県消費者情報センターを訪問しました。

消費者庁と国民生活センターの徳島への移転が計画され、県庁の10階では、今後の実証実験に向け、関係職員の受け入れのための引っ越し作業に追われています。

県議団は、消費者庁と国民生活センターの移転に異を唱えてきましたが、まずは、県内の消費者行政についてもっとよく知ろうということで、現場訪問を行ったわけです。

県の消費者情報センターは、とくぎんトモニプラザ(徳島県青少年センター)の5階にあります。

センターの活動について、所長さんにお話をお聞きしました。

 

センターでは、県内の消費生活に関する情報を一つにまとめ、消費者問題の解決を素早く間違いなく行うことを使命とし、消費生活に関する相談や苦情への対応から消費生活に関する知識の普及や情報提供、消費者の学習活動の支援、消費者問題に対応する相談員の育成や市町村への支援、問題のある事業者への指導・処分などを行っています。

相談件数や年代別の相談内容の分類など、統計資料をもとにした説明もしていただき、大変勉強になりました。

20160414_215211-1 事業者に対する指導、処分などでは、平成27年度は、屋根瓦詐欺事件で営業停止1件、結婚相談、教育資材販売関係などで改善指示が3件あったそうです。

最近は高齢者の相談が増えていること、文章や楽曲、映像などのデジタルコンテンツやインターネット通信サービスに関する相談・苦情が増えているとのことでした。

 

センターが、県民の消費生活の安全・安心のためにいかに重要な役割を担っているか、現場を訪問して実感しました。

今後は、相模原市の国民生活センターなどを訪問する予定です。20160414_220719-1

 

写真右は、説明していただいた資料の一部と徳島県が発行している「くらしのサポーター 活動手帳」です。