感動の「憲法ビッグカフェ」 新日本婦人の会が開催

11日、徳島県の「新日本婦人の会」が、新婦人フェスティバル「憲法ビッグカフェ」を開催しました。

会場のフレアとくしま(アスティとくしま内)研修室の小組の活動紹介コーナーは、各地域の小組で作製された作品でいっぱいに。

私は、役員の一人として会場準備から参加しましたが、絵手紙、布ぞうり、パッチワーク、着物リフォームなど、どれもこれも素晴らしく、展示作業をしながら楽しませていただきました。

フェスティバルのメイン行事、「憲法ビッグカフェ」は、喜多先生の講演の後、市民団体や弁護士のみなさんがパネラーとして参加したシンポジウムも開催され、大変盛り上がりました。

喜多先生の講演は、「知っていますか?自民党改憲草案」。豊富な資料を元に「目からうろこ」の内容を次々と繰り出し、聞く者を飽きさせない話術は、さすが元教員です。特に、自民党憲法草案の目玉である「緊急事態条項」が、いかに危険性に満ちたものであるかの話は圧巻でした。「改憲の本丸は9条」とよく言われていますが、「緊急事態条項」こそ、自民党が狙う「本丸」だということが、実感できました。

シンポジウムでは、市民連合、女性協議会、弁護士さんと、3人の女性パネラーが、それぞれの立場から現憲法に対する思いと活動について語りました。

女性弁護士さんが、「自民党の憲法草案は、よく、明治憲法への復古と言われるが、私に言わせたら聖徳太子の「17条憲法」です。近代憲法の体を成していない。」とキッパリ言われた言葉が印象的でした。

立ち位置は違っても、現憲法の改悪は許さない、立憲主義、民主主義を守るという共通の目標で共同して運動をすすめていることに、大いに勇気づけられました。

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  新聞の写真を利用した貼り絵のはがき  (絵手紙小組のみなさんの作品)              
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パッチワーク作品「蜘蛛の糸」は、 昨年の放美賞受賞作品 
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大きなパッチワーク作品です