企業会計決算認定委員会審査報告 その2

27日、企業会計決算認定委員会で、電気事業、工業用水道事業、土地造成事業、駐車場事業の決算審査を行いました。

 

4事業とも黒字ですが、電気事業では、県所有の太陽光発電所と水力発電所の施設の老朽化やダムの堆砂による機能低下への対策が必要となっています。

施設・設備の修繕、耐震化、堆砂除去の進捗状況などについて質問しました。

工業用水道事業については、吉野川北岸工業用水道の利用がすすんでいない(契約有収率が66.0%)ことに対する対策、未売水対策、2年に1回行われているユーザー(利用企業)へのアンケート結果などについて質問しました。

土地造成事業については、すでに分譲がすべて終了し、今はリースの更新の管理のみとなっています。

駐車場事業については、藍場浜駐車場の収益減少傾向への対策、松茂駐車場の利用台数減少に対する対策などについて質問しました。どちらの駐車場とも、周囲に安い民間の駐車場が増えていることも影響しているようです。

病院局の審査と違い、この日は委員の質問も少なめでしたが、企業会計を通して、地域経済の元気度を垣間見たように思いました。

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徳島県のホームページより