文化センターの存続を求めるシンポジウムに参加


 音楽・芸術ホールをみんなで考える会主催のシンポジウムに参加してきました。
 私も参加している「新町西再開発の白紙撤回を求める市民の会」は、文化センターを耐震リニューアルして使い続けられるようにし、その間に、徳島市の財政状況が好転してから、もともと市民との合意事項だった旧動物園跡地にりっぱなホールをつくろうと提案しています。全国の経験から、10億円ほどで耐震リニューアルは可能だそうです。
 市長に就任した当初、徳島市の財政危機宣言をした原市長が、154億円もつぎ込む大型開発を強引にやろうとしているのもおかしな話です。
 米子市公会堂市民会議の小谷 幸久さん、來間  直樹さん、元徳島市新ホール検討市民会議公募委員の福永 二郎さん、徳島市議会議員の久次米 尚武さんの4人をパネラーに、参加者からも質問や意見が相次ぎました。
 米子市公会堂の耐震改築の話を聞く中で、文化施設の管理・運営は、市民参加がいかに大事かということを思い知らされました。
市民の意見を無視して音芸ホールを強引に建設しようとしている原市長には、こんな発想は全くないんでしょうね。
しかも、再開発予定地域で住み、営業している地権者を強制的に追い出してできる音芸ホールなんて、考えただけでも嫌です!!
 文化センターを利用している文化関係者、文化センターでのコンサートや演劇などを観に来る来場者、関係者すべてに早くこのことを知らせ、さらに運動を広げていこうと、意気が上がったシンポジウムでした。