本会議で、補助金問題について質疑しました 

700_large[1]徳島県議会は、今日で本会議質問が終わり、来週から付託委員会が始まります。

本日の一般質問終了後、日本共産党を代表し、補助金についての質疑を行いました。

徳島化製事業協業組合に対する異常な県単の補助金について、さらに、この組合の代表者も参加して立ち上げた鶏ふんバイオマス発電を行う企業=ライブストックエナジー株式会社への補助金についての質疑です。

 

徳島化製は、レンダリング事業(畜産副産物の処理・再資源化を行う事業)を主に行っている企業ですが、ここに県は四半世紀にわたり、毎年補助金を出し続けていて、その総額は今年度見込みを含めて48億4千万円余り。

平成29年度当初予算も、畜産振興課、安全衛生課、商工政策課の3課から合計63,662千円の補助金が組まれています。

 

日本共産党は、この補助金については、要項はあるものの成果報告もなく、終期の定めもない不透明なもの、一企業にこれだけ県費を漫然と投入し続けることは異常だとして、一貫して問題にしてきました。

 

ところが、議会でもこの問題はタブー視されていて、他の会派は、黙ったままです。

 

多いときは年間3億円だった補助金が、徐々に減額されてきたものの、それでも6千万円を超えています。しかも、県は、県内で発生する副産物、残渣物を処理・再資源化することへの補助だとしていますが、県内分は約3割、実に7割が県外から仕入れていて、この比率は一貫して変わっていないとのことです。(現在は、2府10県から仕入れているそうです)

 

今日の質疑で、県は補助金の額などについては答えましたが、原材料の県外比率や何県から仕入れているかなどについては、回答をスルーしました。(個別に聞けば口頭での回答はあるのですが)

 

また、厳しい財政状況だということで、政策経費は20%削減となっているのに、徳島化製への補助金については10%減にとどめている点についても問いましたが、「一律ではなく、個別に判断している」と言い訳しました。

 

利益を上げて次々と事業を拡大している一民間企業に破格の補助金を出し続ける県の異常さ。これだけの県費があれば、長引く不況で苦しんでいる県内の中小業者にもっと支援ができるのに、・・・とはがゆい想いです。

この問題は、引き続き委員会でも追及していきます。

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ライブストックエナジー株式会社への補助金は、国の畜産クラスター事業で出されるもので、施設建設費の1/2の補助(全額国費)として5億円余りとのことですが、来年度に繰り越された理由を聞きました。

 

建設が予定より遅れているからということでしたが、不可解なのは、この会社の代表者は誰か?との問いに、会長の岸小三郎氏(徳島化製理事長)の名前はあくまで出さず、もう1人の代表者(社長)の名前を答えたことです。昨年の委員会では、岸小三郎氏の名前を出したのに・・・。

 

年間3万トンの鶏ふんを処理するという、中四国初の大規模な事業です。

今年11月末には施設ができあがり、稼働する予定との答弁でした。

 

これだけ多額の補助金が動く事業であれば、県も主要事業として委員会で説明するべきですが、委員会でも事前の説明もまったくなく、新聞報道で知った私が問い質して初めて回答するという姿勢にも違和感を覚えた事業です。

今後も、その動向に注視していきたいと思います。

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