袋井用水と桜

 袋井用水の桜が満開になりました。
桜並木が水面に映り、思わず足を止めて見とれてしまうくらい美しい眺めです。
用水脇の公園では、花見に興じる人たちの姿も見えます。
 袋井用水は、徳島市鮎喰町二丁目、「上鮎喰」バス停のすぐ東側に流れています。その水源地は徳島県指定文化財に登録されている史跡で、案内板も建てられています。
 名東郡島田村の庄屋だった佐藤吉左衛門(のちに楠藤に改姓)が、元禄五年(1692)から約七年をかけて開削した灌漑用水です。