原発事故後、初の原発運転差し止め判決

 今朝の新聞各社の一面トップに、大飯原発再稼働の差し止め判決を報じる大見出しが躍っていました。(写真は、今朝の徳島新聞に掲載されたものです。右下の図は「しんぶん赤旗」から。)
 福井地裁は、関西電力大飯原発3、4号機について「運転してはならない」との判決を言い渡しました。
2006年に金沢地裁が滋賀原発2号機の運転停止を命じた判決に次いで2例目、福島原発事故後は初めての運転差し止め判決です。
 原発は住民の命と安全を脅かす本質的な危険性をもつものと認め、「住民らの人格権と電力の安定供給やコストの問題をてんびんにかけた関電側の議論を厳しく退け」(しんぶん赤旗)る画期的な判決内容です。
「司法は生きていた」と書いた原告団の想いに胸が熱くなりました。
全国各地の「原発ゼロの日本」をめざす国民の世論と粘り強い運動が広がってきたからこそ勝ち取れた判決だと思います。「原発はゼロへ。安全安心の再生可能エネルギーへの転換を!」という私たちの主張こそが当たり前だ、頑張れ!と力強く背中を押されたような気持ちです。
 安倍政権は、悪あがきせず、全国の原発の再稼働を断念すべきす。