新婦人のエコツアーで地元再発見

 新婦人(新日本婦人の会)のエコツアーが、私の地元、佐那河内村で開催されました 「佐那の里」で待ち合わせ、ひとしきり産直市での買い物を楽しんだ後、ゴミ分別収集の見学へ。
ゴミ分別委員の役員さんの案内で、ゴミステーションやゴミ最終収集場を見学しながら、佐那河内村のゴミ分別収集の取り組みについて学習しました。

 佐那河内村のゴミ分別収集は、上勝町の取り組みを学んだ女性達の熱意で始まりましたが、車を利用できない住民もゴミを出しやすいよう、村内のあちこちにゴミステーションを設置し、それぞれ常会単位で住民が自主管理するなど、県内でも先進的な取り組みとして注目を集めています。
 この分別収集で、燃やすゴミが大幅に減り、年間約2000万円もゴミ処理に使う村財政が節約でき、子供の医療費自己負担分を高校卒業まで無料にすることができています。
 「多仁竹葉亭」で昼食休憩した後は、自然エネルギー利用の発電所を見て回りました。
 みつばちソーラー発電所(太陽光発電)は、社団法人、徳島地域エネルギーの事務局の岡本さん(20代の青年です)にご案内いただきました。
 大正時代から取り組まれていた小水力発電は、廃れてしまって現在はありませんが、再開に向け、建設準備中だそうです。(府能に資料館があったなんて、知りませんでした。写真の黒い機械は、当時使われていた水車と発電器です。)
 大川原高原の風力発電は、県内でも有名ですね。この日はあじさい祭りの最終日で、びっくりするくらいの大勢の観光客が訪れていました。あじさいも、満開で、みごとな眺めでした。
 余談ですが、大川原高原では、真っ白な大きな犬を何匹も連れてきている方がいて、観光客の注目を浴びていました。サモエド犬という犬だそうです。とてもおとなしく、知らない人になでられてもいやな顔もせず、ゆうゆうと歩いていました。
(写真が多くてすみません。だいぶん厳選したつもりですが、あれもこれもと、ついつい羅列してしまいました。)