「老後破産」 高齢者世帯からの声

 年金生活をされている方、特に高齢者世帯の方から、深刻な生活状況をお聞きする機会が増えています。
 昨日お会いしたご婦人は、夫との二人暮らし。2ヶ月に一回支給される7万円(ご夫婦の年金額の合計)だけで生活しているとのこと。一ヶ月35,000円の暮らしです。持病で病院通いが欠かせず、医療費の自己負担分を確保するため、食費は一ヶ月1万円以内。
「生活保護のお世話にならずになんとかやっていこうとがんばってきたが、もう限界」と相談されました。
この方については、地元の市議会議員につなぎ、対応してもらうことにしました。
 今日は、飲食業をされている方から、自宅で介護している高齢のお母さんについての相談を受けました。
この方は要介護状態の高齢のお母さんと2人暮らし。状態が悪化すれば自宅での介護は困難になる。お母さんの年金は25,000円/月。店の経営も苦しく、費用の問題から施設入所は無理。
いざというときには自己負担の少ない病院に入院させたいとのことでした。病院では病状が安定すれば退院を促され、長期入院は難しい、・・・。今の医療制度のもとでは、こうした要望にはなかなか応えられません。
 低年金で苦しい老後の生活。その上、病気になれば、医療費の自己負担が重くのしかかる。今の公的制度の貧しさが、老後を生きにくくしている現実を目の当たりにした思いです。
 折しも、今夜のNHKスペシャルもシリーズ老人漂流社会「老後破産の現実」でした。似たような事例が紹介されていて、釘付けで見てしまいました。
 政府は年金を引き下げ、医療・介護も改悪。社会保障に使うお金を削ることに熱心で、誰もが安心して暮らせる政治には不熱心。憲法に保障された「最低限度の文化的な生活」にはほど遠い現実です。
安倍政権には退陣を願って、憲法を暮らしに生かす政治への転換を!この想いをますます強くしています。

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