「地方創生」公聴会を傍聴しました


 安倍内閣が目玉政策として打ち出した「地方創生」。
 本日、地方創生に関する特別委員会の地方公聴会が徳島市で開催されました。
 私も山田豊県副委員長と一緒に傍聴してきました。
 地方公聴会は初めての経験です。会場では、乾はるみ元参議委員議員とお会いし、ちょっと緊張が解けました。
 意見陳述者は、神山町のグリーンバレー理事長の大南氏、上勝町のいろどり社長の横石氏、介護事業者のどりーまぁサービス理事長の山口氏、飯泉徳島県知事の4人でした。
質疑者は各党1人ずつ8人。日本共産党からは、宮本岳志衆議院議員が出席しました。
 大南氏も横石氏も、地方が活性化するにはまず「仕事」が必要。仕事がなければ、所得が得られず生活できない。その仕事をいかにつくるかで努力してきたことを語っていました。神山も上勝も「平成の大合併」に合流しなかった自治体だとうのは皮肉ではありませんか。
農業で生活できていた地方が、専業では生活できなくなったのはなぜか?稼げる仕事がある都会へと若者が出て行ってしまうような流れが止まらず、地方の過疎と高齢化をここまで進行させたのは、長年の自民党政治そのものではありませんか。
 今までどういうことをしてきたのか、ここをまずしっかりと振り返ることが必要ではないかと指摘し、消費税増税、TPP推進が地方にどんな影響を及ぼすか考えよとせまる宮本岳志氏の質疑は、他党との違いを際立たせるものでした。