前川喜平さん、おおいに語る  

12日午後は、前川喜平さん(前文部科学省事務次官)の講演会へ。

13時30分~の講演会でしたが、会場の郷土文化会館4階は、12時には受付に並ぶ人々の行列ができました。
講演会が始まるまでの時間、会館前で「安倍9条改憲NO!憲法を守り生かす署名」を集めていた私たちも、当日券を求める方たちへの対応に追われました。(950人の参加で、4階も5階も立ち見状態でした)

教育、憲法について縦横に語る前川さん、まさに、「大いに語る」という言葉がぴったりの講演会でした。「加計学園問題」については時間が足らず、質問に答える形で語ってくれました。

ユーモアを交えながらわかりやすい言葉で話をすすめる語り口調には、話に人を引き込んでいく魅力があります。
いきなり「ひょっこりひょうたん島」の子どもたちとサンデー先生のやりとりの歌を披露されたのにはビックリ!それも驚くような美声でした。
こどもたちが、勉強はいやだ、出世なんかしたくないと訴えると、サンデー先生が「人間らしい人間になるために勉強するのよ」と語りかけるくだりを紹介、解説しながら教育基本法、教育の目的を語る― こんな調子で紹介していたらきりがないですが、ともかく、聞く人に、憲法や教育を身近な問題として考えさせてくれる話でした。
特に、貧困と格差が広がる日本で、一人一人に教育=学ぶ場を保障するために行政が何をすべきなのか、誰のための「義務教育」なのか、様々なことを考えさせられました。
前川さんが夜間中学の問題に熱心にかかわっている理由もよくわかりました。

第二会場に移動して質問に答える前川さん

前川さんは、「みなさん、勉強しましょう。勉強しないと大変な目に遭います。」と、この日本で、世界で何が起こっているのか、どんな政治が行われているのか、主権者として知ること、学ぶことの大切さを強調されました。
私は、日本の官僚にも、こんなに憲法を愛し、熱意をもって教育行政を担ってきた魅力的な人がいるということに、なんだかほっとするというか、嬉しいというか、とても幸せな気持ちになれました。官僚のみなさん(公務員のみなさんも)が、本来持っている良心と熱意が本当に生かされる政治に変われば
、日本の未来も大いに希望が持てると思えたからです。

今は、自主夜間中学のスタッフとして活動されているそうですが、参加者から「ぜひ、政治家になってほしい」との要望に、「政治家にはなりなたくない」ときっぱり!そうですよねえ。「政治家」に翻弄され、大変な目にあってきた、政治の世界の酷さをずっと見てきたのですから。
でも、私にとっては、日本の変革を目指す党の地方議員としての責任の重さとやりがいも思い起こしてくれた講演会でした。

多忙ななかで、要望に応えて徳島まで足を運んで下さった前川さん、この講演会を企画し、運営していただいた関係者のみなさんに感謝、感謝です!

会場で購入した前川さんと寺脇さんの対談集「これからの日本、これからの教育」を一気に読んでしまい、また講演を思い出して余韻に浸って夜中になってしまいました・・・。

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