「記念オケ疑惑の真相を明らかにする会」の報告学習会に参加

5月31日、「とくしま記念オーケストラ疑惑の真相を明らかにする会」が、報告学習会を開きました。

とくしま記念オケ疑惑発覚からちょうど1年経過しましたが、真相は解明されるどころか、県が説明していた事業費以外にも新たな「ヤミ負担金」の存在が明らかとなるなど、ますます疑惑が深まっています。

開会あいさつに立った代表委員の井上さんは、「6月1日でベートーベンの『第九』が、鳴門の板東俘虜収容所のドイツ兵捕虜によってアジア初演されてから100年になり、鳴門市では6月2日、3日に『第九』交響曲演奏会が開かれます。」とのべ、徳島新聞の「第九 永遠(とわ)なり」との記事を紹介。「この記事を読むにつけ、飯泉知事がこの鳴門の第九をうたう会と徳島交響楽団の37年におよぶ努力を無視して、巨費を投じて2月12日に、『徳島記念オーケストラ』を使い、ドイツから100人もの高校生を招いて演奏会を開いたことに大変な違和感を覚えます。そのとくしま記念オケ疑惑はいまだ全容解明が進んでいません。知事は県民に真相を語るべきです。」と指摘しました。

県議団からは、真相究明の取り組みについて、これまでの経過報告を行い、今後の課題について述べました。
会の最後は、徳島版「モリ・カケ」疑惑、記念オーケストラ疑惑の解明に向け、県民世論を広げるため、「とくしま記念オーケストラ疑惑の真相を明らかにする会」への参加をさらによびかけようとの事務局長の訴えで終わりました。