村議会を傍聴しました (佐那河内村へのゴミ処理場建設計画の白紙撤回を求めて)

16日、午前中、佐那河内村会議を傍聴しました。佐那河内村の議員は、8人と少数です。10月末に佐那河内村にゴミ処理場建設が予定されていることが発覚し、村民の白紙撤回を求める請願署名が提出された後の議会とあって、村民の関心も高く、40名近くの傍聴人がつめかけました。
 質問した議員は6人ですが、全員が、ゴミ処理場建設問題について取り上げました。
村長の行政手法への批判が多かったのですが、「村民の1165筆の署名の持つ意味は重い。この際、村長は、本計画を白紙撤回し、原点に立ちかえってはじめから議論しなおし、民主的に結論を導くべきではないか」という議員の発言には、傍聴人から拍手が湧きました。
 村長の答弁は、どの議員の質問に対しても同じことの繰り返し。肝腎なところにくると、「ただいま、村民のみなさまに説明し、ご理解をいただいている最中ですので、答弁を差し控えさせていただきます。」
 午後の質疑は都合で傍聴できませんでしたが、来年1月に予定されている7市町村の協定を締結するのかとの松長議員の質問に、村民の理解が得られていない現状では締結できないとの答弁があったそうです。これは貴重な成果です。
 17日の議会閉会日も傍聴に行きます。村民が提出した白紙撤回を求める請願署名の扱いも見届けなくてはいけませんから。
 余談ですが、傍聴に参加したみなさんから、「選挙、良かったな。共産党、ようけ萌えた(増えた)でえ。」と、口々に声をかけていただけたことは嬉しかったです。みなさんの期待に応えられるよう、今後も頑張ります。