閖上(ゆりあげ)地区を見てきました

 7月9日、最終日に、宮城県名取市の閖上(ゆりあげ)地区に行きました。
 ここは、東日本大震災の大津波で壊滅的被害を受けた地域です。
古くから港町として賑わっていた街が、跡形もなく流されてしまいました。

街中にあった標高約6.5メートルの日和山の2メートル上まで水が来たそうです。
日和山の頂上には、慰霊の墓標が建てられていました。

 この地にあった市場は、場所を移して、仮設のお店が立ち並ぶ「閖上さいかい市場」として復活しています。

 原発事故の影響がない地域ですが、4年経っても「復興」とは言い難い状況だという印象を受けました。