徳島化製事業協業組合への異常な補助金問題 とは?

21日、自民党の岡議員が代表質問で取り上げた徳島化製への異常な補助金問題について説明します。

 

徳島化製は、レンダリング事業(畜産副産物を収集し、肉骨粉などに再資源化する事業)を主に行っている企業ですが、ここに県は四半世紀にわたり、毎年補助金を出し続け、その総額は今年度見込みを含めて48億4千万円余り。

2017年度当初予算でも、畜産振興課、安全衛生課、商工政策課の3課から合計6千366万2千円の補助金が組まれています。

 

実は、この徳島化製事業協業組合への県の補助金は、議会にも説明されず、他の補助金にもぐりこませていた、「やみ補助金」だったのですが、この問題を調査していた日本共産党の山田県議が2001年6月議会で質問して初めて明るみに出ました。こんな異常な県補助金を投入し続けている県は、他にありません。

日本共産党は、この補助金について、要項はあるものの成果報告もなく、終期の定めもない不透明なもの、一企業にこれだけ県費を漫然と投入し続けることは異常だとして、一貫して問題にしてきました。

 

ところが、この問題はタブー視され、他会派議員もマスコミも黙ったままです。

多いときは年間3億円だった補助金が、徐々に減額されてきたものの、それでも6千万円を超えています。

しかも、県は、県内で発生する副産物・残渣物を処理・再資源化することへの補助だとしていますが、県内分は約3割、実に7割が県外から仕入れていて、この比率は一貫して変わっていないとのことです。

 

また、新年度の財政方針で、3年以上経過した政策経費は20%減としているのに、徳島化製への補助金は10%減としている理由については、県は「個別に判断している」としています。

 

日本共産党県議団は、今後もこの問題を追及し、不公正な補助金を止めさせるよう力を尽くします。

(「上村きょう子の見て歩記」No.40 【2017年3月8日付け】から)

「君たちはどう生きるか」がブームに

画像に含まれている可能性があるもの:1人、テキスト9日夜9時~のNHKクローズアップ現代で「漫画 君たちはどう生きるか」が取り上げられていました。

戦後の岩波書店の編集者として有名な吉野源三郎さんが戦前に書いた「君たちはどう生きるか」という本の漫画版が出され、その発行部数が100万冊を超えたということです。この火付け役となったのが若い人たちだというのだから驚きます。

原作は、軍国主義と言論統制が強まっていた時代に「せめて少年少女だけは時勢の悪い影響から守りたい」と企画された「日本少国民文庫」(全16巻)の一冊で、人として守り行うべき道はどこにあるのか等、生きていくために大事な哲学的な問題を扱っています。

私も若い頃に読みましたが、社会がどういうしくみで動いているのか、その中で、自分自身がどう生きていくのかを考えるのに大変役立つ、現代にも通じる書だと思いますが、この本のブームの背景にあるのが、「混沌とした時代」だということのようです。

かつて、小林多喜二の「蟹工船」も同じようなブームの再来がありましたが、この時は、若者を使い潰す「ブラック企業」が大きな社会問題になっていました。
新たな時代の幕開けの予感もするのですが、逆に、吉野源三郎がこの本を書いた時代ー暗黒の時代ーの再来は歓迎できません。

自動代替テキストはありません。

上村きょう子の見て歩記 No.58を紹介します

上村きょう子の見て歩記No.58を発行しました。今回は、11月議会での一般質問(12月1日、山田県議団長の質問)特集です。飯泉県政を評して、「県政の私物化」、その下での「忖度の蔓延」、「組織の腐敗」が進行していると断じ、そのことを象徴する4つのテーマで質問しました。

知事は、開会の所信で、「現行憲法には『地方自治』に関する規定は、第八章のわずか四条のみであり、その内容もあまりに抽象的」で、地方交付税の大幅削減や参議院選挙での合区問題など、「国政に地方の声が届かず、地方の活力を損なう弊害を招く大きな原因となって」いるとし、「課題解決先進県・徳島」として「地方自治に関する憲法論議」を進め、憲法改正草案を取りまとめて全国知事会に報告したこと、さらには、知事会を代表して安倍総理に提言までしたと述べました。

山田県議団長は、この知事の発言に対しても、「憲法改正など本末転倒」「国政に地方の声が届かないのは、憲法を守らない国と地方の政治の責任」だと厳しく批判しました。

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