文教厚生委員会(保健福祉部・病院局)で国保問題を取り上げました

11月議会開会中です。

今日は、文教厚生委員会の保健福祉部・病院局の付託委員会がありました。
私は、一般質問でも取り上げた国民健康保険の問題について質問しました。

国保の高すぎる保険料(税)については、今以上、上がらないよう県独自支援策も検討する、市町村の一般会計からの法定外繰り入れは、今後も市町村の判断にゆだねるとの答え。「県独自支援策」の中身は具体的には述べませんでした。

委員会に付託されていた議案―一般会計補正予算等、国民健康保険法施行条例の制定をはじめ、各施設の指定管理者の指定など、すべての事案を採択。

県社会保障推進協議会が提出した請願については、「国保の県単位化にあたって払える国民健康保険料(税)にすることを求める請願」は、不採択。「『若い人も高齢者も安心できる制度年金』を国の責任で創設するための意見書採択に関する請願」については継続となりました。

 

国保は、来年度から県が財政運営主体として市町村とともに運営に当たることとなり、仕組みが変わります。今までは、市町村が保険料(税)額を決め、加入者から徴収し、給付していましたが、来年度からは、県が市町村の納付額を決定し、各市町村の標準保険料(市町村が加入者から集める保険料の目安額)を示します。市町村は、県から示された標準保険料を目安に加入者の保険料を決定し、徴収することとなります。

国保は、その保険料(税)が高すぎて払えないことが問題になっています。加入者の多くが無職者や年金生活者、非正規労働者などの低所得の上に、国が国庫負担を削減し続けてきたため(50%超→現在は25%程度)、市町村の負担増、加入者の保険料(税)負担増に繋がっています。
その保険料(税)が所得に占める割合=保険料(税)率は、協会けんぽや共済保険加入者の倍以上になり、保険料(税)が払えずに無保険や滞納になるケースも出ています。

国保加入者の高齢化で医療費は増大。それが加入者の保険料をさらに引き上げるという悪循環で、市町村は、加入者の保険料負担を抑えるため、一般会計から国保会計に繰り入れるなどの対応をしてきましたが、それももう限界。
こうした国保の構造的問題の解決をはかるとして、国は、市町村国保の広域化(都道府県に財政主体を移し、管理させる)を打ち出したというわけです。
しかし、もともとは、国庫負担を大きく減らしてきたことが原因ですから国庫負担を増やさない限り問題は解決しません。
全国知事会も、制度改正に当たって1兆円の国庫負担増額を求めていましたが、国が増額するのは3,400億円。現在、市町村が行っている一般会計からの法定外繰り入れの額にも足りません。

その上、徳島県は、全国に比べ、国保加入者の所得がかなり低いのに、県の独自支援はゼロ。市町村の法定外繰り入れもごく少ない。
平成26年のデータでは、国保加入者1人あたりの所得が年間42万4千円に対して、保険料(税)は約9万円と、所得に占める保険料負担は実に21.2%にもなり、全国一高い負担となっています。(全国平均は、所得約66万円。保険料(税)約9万円超)
私は、今回の制度改正を機会に、県が法定外繰り入れを行って市町村を支援し、まずは、高すぎる保険料(税)を引き下げるべきではないかと質しました。
県は、保険料(税)がこれ以上、上がらないよう工夫する―来年1月の標準保険料決定に関して、来年度当初予算編成に向け、「独自支援」策も検討したいと答弁しました。(「独自支援」の詳細についても質しましたが、明らかにしませんでした)

また、市町村が独自の判断で一般会計からの法定外繰り入れを行うことを認めるよう求めたことに対しては、市町村の判断に任せるとの答弁でした。

委員会に付託されていた請願2つ―県社会保障推進協議会からの国保の請願「国保の県単位化にあたって払える国民健康保険料(税)にすることを求める請願」は、不採択。「『若い人も高齢者も安心できる制度年金』を国の責任で創設するための意見書採択に関する請願」については継続となりました。
私は、どちらも採択をと主張しましたが、委員からの「不採択」、「継続」の一言で、理由も言わず決まってしまったことは、大変残念です。

山田県議団長の一般質問と答弁の概要を紹介します

飯泉県政の15年 ―「県政私物化」、その下での「忖度の蔓延」と「組織的腐敗」が進行している ― 山田豊県議団長の一般質問

12月1日(金)、日本共産党を代表し、山田県議団長が一般質問を行いました。その概要を紹介します。

質問の冒頭、山田議員は、飯泉県政の15年 ―「県政私物化」、その下での「忖度の蔓延」と「組織的腐敗」が進行している―と批判。また、日頃から現憲法の地方自治の規定が薄いとして、憲法改正を唱えている知事に対し、「憲法改正など本末転倒」「国政に地方の声が届かないのは、憲法を守らない国・地方の政治の責任」と断じました。

 

「県政私物化」の象徴 記念オケ問題

 来年度で事業廃止なのに、「大団円」!?

知事と旧知の仲といわれる川岸美奈子氏と川岸氏が代表を務める音楽プロダクションがとくしま記念オーケストラ事業で得た所得を申告せず、脱税し、起訴された問題について、知事は、前日の自民党会派の代表質問で記念オケ事業を今年度限りで廃止することを表明しました。

山田議員は、記念オケ事業を強力に推進するしくみをつくったことそのものに知事の責任が問われていることを指摘。

さらに、記念オケ事業に7年間で10億円もの巨費を投じた一方で、県の行動計画の重要項目にも上がっている「文化の森」は図書館も美術館、博物館も予算が削減され、資料購入や展示事業費など、全国最下位クラスに陥って事業に支障を来している、文化政策をゆがめ、県政を私物化したと批判しました。

山田議員は、記念オケ事業について、△議会のチェックがかからない基金に委託金、助成金、負担金の3つの名目で県費を出すなど、不透明な事業費の流れをつくったこと、△職務専念義務免除規定を適応して文化担当職員をまるごと「推進会議」の業務にあたらせていたなど、「構造的な問題」があることを指摘しました。

県の文化行政に汚点を残すことになったのに、廃止に当たり、「所期の目的を達成し、大団円(全てがめでたく収まる結末)を迎える」などと評したことに対し、県の行動計画で来年度も記念オケについて数値目標を掲げていることと矛盾すると指摘し、「(大団円などと評したことについて)撤回し、県民に謝罪すべきだ」と厳しく批判しました。

知事は質問にまともに答えず、記念オケ事業の成果を強調。「達成すれば、目標を変えるのは当然」と開き直りました。

山田議員は、知事の開き直りの答弁について、「事業の疑惑解明をしようとしている議会への挑戦だ」と憤りました。

 

これも「県政私物化」!?

東京・渋谷で開業予定の情報発信・交流拠点「ターンテーブル」

県が徳島の食の魅力発信と徳島への観光誘客の施策として来年2月に東京・渋谷で開業する予定の格安宿泊施設付きレストラン・カフェ「ターンテーブル」について、本来県がするべき事業ではないと指摘した上で、ターンテーブルの運営にかかる収支見込みと県への波及効果を金額的にどう算定しているのか質しました。

県は、具体的な収支見通しを示さず、「経済面だけでは計れない波及効果が期待される」などと答えました。

山田議員は、東急の進める大規模開発に県が手を貸す―これが「ターンテーブル」の実態だと批判しました。

 

県工事調査予定漏えい問題 ― 構造的問題はないのか?

県職員が県発注工事の立ち入り調査予定を対象業者に漏らしたとして県警に書類送検された問題について、倫理条例形骸化や監察部門の機能不全など、構造的問題があるのではないか。県民の疑念払拭のため、関係部署ですべて調査し、公表すべき。情報管理の在り方も検証すべきだと質しました。

県は、「内部調査で詳細を把握し、公表を含めた対応を判断する」「職員に情報管理や守秘義務について改めて周知し、意識改革の徹底を指示したと答えました。

 

 

自治体本来の仕事は住民の福祉の向上にあり

 国保の制度改正にあたり、提案 

山田議員は、国民健康保険の保険料負担が他県に比べて重い―所得に占める保険料《税》の負担率は2014年度で20%超と、全国トップ―ことを指摘し、来年度から国保制度改正で県が国保財政の運営主体となり、市町村とともに国保運営にあたるようになる機会をとらえ、県独自の財政投入を行って、高すぎる国保料(税)を、せめて全国並の負担率に引き下げるよう求めました。

県は、来年度の制度改正にあたり、作業中だとした上で、保険料(税)ができるだけ上がらないよう、県独自の支援策も含めて対応すると答えましたが、「県独自の支援策」の内容については、具体的に述べませんでした。

 

 

一般質問で取り上げたテーマについては、引き続き、5日から始まる付託委員会で、追及していきます。

質問を終えて、傍聴にお越しいただいたみなさんと一緒に


 

日曜市宣伝 議会報告 3日行動 ・・・あっという間の1日でした

ビックリ日曜市宣伝で訴える元県議の古田美知代さんと、いつも早朝から場所取りと幟持ちをしていただいているSさん

今日は、日曜市宣伝の後、八万支部のみなさんに議会報告を行いました。12月1日の山田議員の一般質問について報じた新聞記事の切り抜きを持参したAさんをはじめ、多くの質問をいただき、予定時間をオーバーしてしまいました。Iさんいわく、「知事も安倍さんと同じこと(県政の私物化)してるってことですよね。」まさに、その通りだと、支部のみなさんと怒りを共有。
12時30分~は、徳島駅前で行われた「アベ政治を許さない!」の「3日行動」に参加しました。
『安倍9条改憲NO! 憲法を生かす全国統一署名』推進のための横断幕や幟、初めて見ましたが、カラフルで良いですね!

  

原発再稼働反対!金曜行動に参加

1日、「原発再稼働反対!徳島有志の会」の金曜日行動に参加しました。
福島第一原発事故から6年8ヶ月。
金曜日行動は、雨の日も風の日も、正月も盆も休まず、徳島駅前で「原発再稼働反対・原発はゼロへ!」と訴え続け、今日で282回目。

デモ行進中、すれ違ったグループの後列を歩いていた女性が私たちのコールに合わせて手を振ってくれました。

街はすっかりクリスマスムード。プラカードもやさしい色合いの電飾が施され、夜の街でアピール度満点です。