3.11徳島県集会後、「九条の会徳島」第13回総会に参加しました。
県内各地の九条の会や市民アクションの活動報告の後、木村弁護士による「安倍9条改憲について」と題した記念講演がありました。
木村弁護士は、安倍首相が提案している憲法9条に自衛隊を書き込む改憲を行えば、集団的自衛権を全面的に認めることとなり、自衛隊は戦争する軍隊となって戦場で殺し殺されることになることを明解に説明。
憲法改正の国民投票について、最低投票率の取り決めがないこと、公職選挙法と比べて事前運動についての規制が大変緩いことなどを具体的に上げ、莫大な資金を持つ自民党や財界に圧倒的に有利な展開となる可能性があるとして、国民投票をさせない=憲法改正案の国会発議をさせない運動―今取り組んでいる3,000万人署名運動を成功させることの意義を強調しました。
政治日程を考慮すると憲法改正の発議が今年中に行われる可能性が大変高く、今が頑張り時だということをひしひしと感じる今日この頃です。