「新町西再開発の白紙撤回を求める市民の会」の世話人に加えていただきました。私は徳島市民ではないのですが、徳島市内の音楽ホールは郡部の住民も利用しますし、徳島県都の市政のあり方は他の市町村にも大きく影響することを考えると他人ごとではありません。
そもそも、旧動物園跡地にホールをつくるということで市民と市とが力を合わせてすすめてきた事業を、原さんが市長になって突然、市議会にはかることもなく、現在の新町西再開発計画に変更してしまったことがこの問題の発端です。
新町西の活性化にもつながらない、音芸ホールのコンセプトも不明確で中途半端な規模で駐車場の確保もできない、こんな事業に158億円もつぎ込むのは許せない、事業計画予定地で今住んでいる人、頑張って商売している人たちまで強制的に追い出すような事業が街の活性化事業だなんておかしい、etc.・・・。様々な考えで、この事業について住民投票で市民の声を聞いて!と住民投票の会が集めた4万6000人の民意。これを無視した市長も、市長へ右にならえとばかり、住民投票を多数の力でつぶした市議会も許せないと「市民の会」を立ち上げ、粘り強く運動を続けています。今日は、この事業の一環とし計画されている「川の駅」構想の問題点も指摘され、ますます、この再開発事業がいかに問題山積か思い知りました。やっぱりこの事業、何としてもストップさせなくては!!私も世話人の一人として、さらに頑張ろうと思います。
それにしても、先日の徳島新聞の「(徳島市文化センター)14年度末閉館の可能性」の記事はひどい!と思いました。まるで、この新町西再開発事業を促進せよといわんばかりの記事ではないですか!
今、文化センターは営業を続けながら耐震診断を受けています。「市民の会」は、文化センターの耐震診断後、耐震リニューアル工事をすれば10~15億程度の費用で当面は使い続けることができるホールに生まれ変わることができると提案しています。破たん寸前の市財政を考慮すれば、この提案が現実的ではないでしょうか。