日本共産党県議団を代表し、堂々の質問でした。取り上げた質問テーマは以下の通りです。
1.マイナンバー制実施は中止、撤回を
2.災害対策 小見野々ダム堆積土砂除 去、河川監視カメラ設置について
3.非正規労働者問題について
4.セクハラの再発防止について
5.人事問題について
6.阿波おどり空港整備について
7.阿南中央医療センター(仮称)整備支援事業について
達田県議は、特に、災害問題では、水害被害があった那賀川流域を何度も訪れ、被災された住民の皆さんから寄せられた意見や要望を具体的に提起。県議団で行った四国電力本社交渉も踏まえての質問は、説得力がありました。
河川環視カメラの設置を県として行っていない(今後も設置する計画はない)のは四国では徳島県のみ。5年前の空港整備の検証も行わないまま、阿波おどり空港にまた20億円も県費を投入する。非正規雇用の正規化については、「数値目標を掲げている都道府県があることは承知している」としながらも、「正規、非正規にかかわらず雇用の場を広げる」と、頑として正規雇用の数値目標すら掲げようとしない。
こちらの意図した回答をしないことは予想どおりでしたが、あらためて、県民の暮らしの実態や願いに顔を向けようとしない県の姿勢が明らかになったのではないでしょうか。(写真は、藤原赤旗記者が撮影したものです)