全県議員会議で学習と交流  学びの一日となりました

熊本地震の被災地の状況を報告する達田県議

22日、徳島県下の地方議員が一同に会しての全県議員会議が開催されました。

県委員長から開会の挨拶と報告(参議院選挙での野党共闘の取り組みの評価や今後の活動方針、課題提起など)を受けた後、各自治体の取り組みや課題を出し合い、交流。

県議団は、8月15日~19日に熊本地震被災地でボランティアを行った体験と現地の状況を達田県議が報告。6月に開催した「地域活性化シンポジウム―消費者庁等の徳島への移転問題について―」の報告集について山田県議が紹介しました。

高知県の産業振興の取り組みについて語る岡田さん

午後は、高知県の党県委員会自治体部長の岡田さんを講師に招き、高知県の産業振興の取り組みについて学びました。(今、全国で取り組まれている「総合戦略」は、高知県が数年にわたり実践してきた取り組みを国が取り入れたものです)

高知県が前知事の時代に築いた「しがらみのない」県政が良い意味で継承され、呼び込み型でなく、「地域に今あるもの」を活かした地域活性化策を、住民参加でつくりあげ、PDCAサイクルで見直しながら取り組んでいるそうですが、行政の側が県民サイドにどんどん入っていくやり方には学ぶものが多いと感じました。

同時に、行政について、こうした評価、分析ができる岡田さんの力量に、あらためて脱帽です。

国政を変えなくてはどうにもならないことも多いが、「国の政治がこうだから、(地域で頑張っても)仕方ない」とあきらめるのではなく、使えるものは何でも使っていく、という姿勢で切り開いていくことが重要だという話も、胸に落ちるものでした。

9月議会に向けて、参考になる話をたくさん聞き、自分の問題意識も明確にすることができ、大変有意義な一日でした。