8月20日、日本共産党徳島市議団が開催した議会報告会に参加しました。
遠藤新市長が誕生してから5ヶ月。議会では市長と対立する会派が多数を占め、新町西再開発をめぐっては、徳島市が再開発組合から裁判で訴えられるという異例の事態。いったいこの先どうなるのか?市民の関心も高まり、本会議だけでなく、委員会にも市民が傍聴する姿が見られるようになっています。
報告会では、市議団全員による議会報告の後、参加者からの質問が相次ぎました。
遠藤市長が公約した新町西再開発事業の白紙撤回は、貫けるのか?
再開発組合が、徳島市に対して事業の不認可で裁判に訴えることを決めたと聞いたが、この裁判の意味と行方は?
鉄道高架事業はどうなるのか?
共産党市議団は、議会のなかでどんな立ち位置なのか?
次々と質問や意見、要望が出され、熱心な議論が続きました。
遠藤市長が、小中学校へのエアコン設置、中学卒業までのこどもの医療費無料化など、市民の切実な要求の一部を実現させると表明していることは歓迎です。
まだまだ予断を許さない状況は続きそうですが、市民の世論が遠藤市政の方向性を大きく左右することは間違いありません。
市議団は、遠藤市長に是々非々で臨む立場だとした上で、議会に「市民の目」を意識させることが大事。その一つの目に見える形として、今後も、多数の市民が本会議、委員会の傍聴に訪れて欲しいと語りました。
(写真は、見田市議のブログからいただきました)