27日、投開票された徳島市長選挙は、遠藤候補が勝利しました。
立石候補が勝利できなかったことは残念でしたが、新町西再開発計画の白紙撤回を公約に掲げた遠藤さんが当選したことは、大きな収穫です。
新町西再開発計画を進めるのか、白紙にするのかを大きな争点としてたたかわれたなかで、遠藤・立石両候補の得票が総得票の74%余りを占めたことは、白紙への世論が圧倒的だったことを示しています。
立石候補の支持が大きく広がるなかで、当初は、「賠償額が多額になるなどすれば、事業の継続もやむを得ない」と言っていた遠藤候補も「キッパリ白紙」と言わざるを得なくなりました。
それにしても、投票率が前回より20%も上がり、立石候補が現職を4,000票余りも上回る得票を得たことには、驚きました。
市民の市政への関心を大きく高めたこと、無駄な再開発事業が止まることがほぼ決まったこと、これは、市民と力を合わせてたたかった立石さんの「勝利」と言えるのではないでしょうか。
日本共産党は、「新町西再開発の白紙撤回を求める市民の会」のたたかいを当初から支え、ともに力を合わせてきました。
今回の結果を確信に、今後も、市民の声を市政に届け、公約実現のために力を尽くします。