初めて徳島県議会の本会議を傍聴してきました。
日本共産党の古田美知代県議の一般質問を傍聴するためです。
傍聴手続をして、本会議場の傍聴席に入ると、数人の方がすでに着席されていました。
古田県議は、消費税増税に対する県内への影響予想とその対策、公共事業における労働者の賃金問題、住宅リフォーム助成制度の充実、大型開発事業(鉄道高架事業、四国横断道に連動した新たな吉野川渡河橋建設)、高校授業料無償化廃止に対する対応等について、県の姿勢を質しました。
飯泉知事を含め、県の幹部がそれぞれ答えましたが、質問の肝心な主題には明確に返答しない答弁がほとんどでした。
また、消費税増税は社会保障維持のために必要、高校授業料無償化廃止など、国が決めたことには従うのが当然で、地方から抗議の声を上げることなどまったく念頭にないことがうかがえました。
消費税増税について、「県民への負担増に配慮して」「景気への影響が懸念される」と言いますが、商工会のプレミア付地域商品券発行や中小企業振興基金の拡充等、予算のわりに有効な対策とは言えないものばかりだと思いました。
質問の一つ一つに、一部の議員が、やじとも私語ともつかない言葉を発していたのが耳につきましたが、議長がまったく注意しないのにも驚きました。