海部病院は、津波浸水被害を避け、旧海部病院から高台に新築移転しました。災害拠点病院としての機能や地域医療で活躍するスタッフを育成する研修機能も併せ持っています。地域医療の中核病院として、救急医療や研修医養成などに尽力されています。
4月の完成記念式典の際に内覧会にも参加したので、施設・設備についてはおおよそのことは知っていましたが、開院してほぼ1ヶ月の間に、すでにドクターヘリでの患者搬送が4回あったという話には、驚きました。
院長先生は、ドクターヘリには医師・看護師が同乗してくるので、患者さんを搬送してからも一緒に処置に当たってもらえて大変助かっているとのことでした。
玄関吹き抜けフロアにドーンと配置されている陶板のモニュメントは、職員みんなで考えた地域医療の輪、連携を現している。陶板にしたのは、いつまでも地域医療の中核として存続していきたいとの願いが込められているそうです。