県内のゴミ総量の52%を、佐那河内村に建設するゴミ処理施設で処理する計画があることが明らかになりました。
2012年に、老朽化したごみ処理施設を共同整備するために発足した東部地域環境施設整備推進協議会は、7市町村(徳島市、小松島市、勝浦町、佐那河内村、石井町、松茂町、北島町)で構成されています。
第一回目の会議以外、協議内容は、住民にはもちろん、議員にも非公開で進められてきたものです。それが、ゴミ処理施設を佐那河内村に建設することが決まり、12月議会に一部事務組合設立の議案が出されるという情報が伝わってきたのですから、驚きました。
わが党の議員が村長に確認したところ、「そういうことは知らない」との返事でしたが、30日にマスコミ報道され、広く住民にも知れることとなりました。
早速、今朝、党関係者と一緒に村役場に申し入れに行きました。「協議会」での協議、決定内容を全面公開すること、計画を断念し、一部事務組合への参加をとりやめることなどを求めたものです。
申し入れの後、建設候補地を視察。村民のみなさんにも報告と訴えをしようと、街頭宣伝に出ました。
「7市町村のゴミの総量の0.27%しか排出しない村が何故、他市町の大量のゴミを処理しなければならないのか。ゴミの減量、再資源化、リサイクルと、環境にやさしい村づくりをと、住民参加で取り組んできた努力を無にするのか、村の自然や農業を台無しにするこんな計画は絶対に認められない。ゴミの減量、再資源化で燃やすゴミを減らし、自区内処理をすすめることが、自治体の財政負担も減らし、循環型社会をつくる確かな道です。」と訴えていると、近くの畑で作業をしていたご婦人から「新聞見ました。こんなばあさまでも、計画には絶対反対や。頑張ってよ。どんどん言うてや。」と激励されました。
村の将来にかかわる一大事です。計画断念に追いこむために全力で頑張ります。