22日の日本共産党演説会は、歴史的な野党共闘を象徴する演説会となりました。
参議院選挙区 野党統一候補の大西そう弁護士、日本共産党比例候補のふるたみちよ元県議、春名なおあき元衆議院議員、メイン弁士の池内さおり衆議院議員と、弁士の多さは、国政選挙の演説会としては、過去最高。
大西そう統一候補の訴えは、実直でわかりやすい。安保法制廃止、立憲主義・民主主義をとりもどし、憲法に基づいた「当たり前の政治」を取り戻す、消費税10%への増税ストップ、不公正税制を正して、国民の暮らし応援の政治へ、等々、日本共産党の政策とほとんど変わりません。
春名なおあき比例候補、ふるたみちよ比例候補の訴えは、ベテランらしく、端的で、力強く、的を得た話ぶりはさすがでした。
池内さおり衆議院議員は、33歳。 マニッシュな風貌とファッション、ハスキーボイスと、異色の若手議員ですが、小林多喜二の生き方に感動し、日本共産党に入党したという話は、胸を打つものがありました。
保守的な土地柄の愛媛県に育ち、日本共産党に入党したことを知った家族が寝込むほどの家庭環境も乗り越え、国会議員として頑張れる今をつくってくださったのは、背中を押し、応援して下さった市民のみなさんのおかげ。日本共産党の議員が増えれば増えるほど、多くの方の声が国会に届き、政治を変える力になっていくとの話は、政治をどこか遠いもののように捉えがちな人にも、身近なものに感じさせる力がありました。
しかし、何といっても、市民連合と各党代表のみなさんが、冒頭の挨拶の後、最後まで残ってくださり、舞台上で候補者、党県委員長とともに勢揃いして手を取り合い、参加者にアピールする姿が感動的でした。
公示まであと一ヶ月。「選挙区は大西そう、比例は日本共産党」の声を広げに広げ、何としても勝利を切り開きたい! そう思わせる演説会でした。