消費者庁が企業の誇大広告にストップ!
国民生活センターが自前の施設・設備で行う商品テストが重要な役割を担っています。
(写真、記事はANNニュースより)
50万回こすっても傷付かないなどとうたわれたフライパンに、消費者庁が景品表示法違反で措置命令を出しました。
景品表示法を違反したのは、名古屋市の「オークローンマーケティング社」の「セラフィット」と呼ばれるフライパンです。この会社は、テレビ通販番組などで「耐摩耗テスト50万回クリア」などとうたっていましたが、実際に調査すると5000回程度で摩耗が生じたということです。これまでに少なくとも76万セットが販売され、売り上げは127億円に及んでいました。消費者庁は違反事実を消費者に周知することを命じ、オークローンマーケティング社は「再発防止に努める」とコメントしています。消費者庁によりますと、家庭用調理器具で景品表示法違反が出たのは国内初ということです。