12日、閉会日の討論の打ち合わせの合間に、県議団で、燃料電池自動車に試乗しました。
県は、「水素社会の実現を加速化」するとして、水素を燃料とする電池自動車を公用車として購入。10日から県庁で試乗会を行いました。
写真の自動車は、トヨタ製で値段は700万円を超えるそうです。
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乗り心地は、発進時も走行中も、とにかく「静か」ということにつきます。
有害な物質をまったく出さないという点では、本当にすばらしいと思いますが、何分値段が高い。
購入時には、国と県で補助金が300万円も出るそうですが、庶民にはそれでも手が出せる値段ではありません。
県庁には、自然エネルギー(太陽光)由来の水素ステーションも設置予定です。
燃料電池自動車は、停電や災害時に電源として利用できる点でも注目されています。(一般家庭の消費電力程度なら、この車一台でフル充填の場合、一週間持つそうです。)
電気自動車よりも走行距離が長い(フル充填で650km走行)そうですが、水素ステーションの建設費も高いので、今後普及するとしても時間がかかりそうです。