8月25日、26日と高知市で開催された第64回日本母親大会に参加してきました。
開会オープニングの追手前高校と「一番風」のみなさんとの勇壮な和太鼓演奏「清流太鼓」にまず感動。高知県知事、高知市長揃っての現地歓迎挨拶にも驚きました。
高知県労連議長の田口さんが挨拶で紹介した自作の歌「集い決意す 新たな時代つくらんと」は、まさにこの大会に参加した私たちの想いを代弁してくれているようでした。
「憲法とともにあゆみつづける~子どもの未来・くらし・平和~」と題した渡辺治氏の記念講演では、「安倍9条改憲No! 憲法を守り生かす3千万人署名」運動の取り組みへの確信と勇気をもらい、恒例の「今日の運動」紹介に、全国で、様々な分野で頑張る仲間がこんなにいるということに大きく励まされました。
文化行事、「スガジャズダンススタジオ」の子どもたちによる「よさこい鳴子踊り」。
息がピタリと合った切れの良いダンスと、色とりどりの衣装は、私たちの心を浮き立たせてくれました。
2日目の分科会は「日本の空はだれのもの―オスプレイ、低空飛行、自衛隊」に参加。まず、若い人が参加して、自らの体験や意見をしっかりと語っていて、運動が次世代に継承されていることに感激しました。
全国でのたたかいの報告を聞いて、基地問題はもはや沖縄だけでなく日本全国の問題だということを実感しました。
日本の法律も憲法も超えた存在になっている在日米軍の実態をSNSも使って若い人にも広く知らせていくことが大事。超党派で共闘していくために安保条約の問題に触れられないことが多いが、根本に安保条約の問題があることをしっかりと認識しておくことが重要。行き着くところは、安保条約の問題、対米従属の日本の政治だということ。決して「樹を見て森を見ず」の運動にならないようにとの助言も重要だと思いました。
「日本の空は、主権者である私たち国民のもの」
恒例の申し合わせ事項の最後に、9月に行われる沖縄県知事選挙を全国から支援し、沖縄県民総意の「建白書」の立場に立った故翁長知事の遺志を継ぐ候補の勝利を勝ち取ろう!という内容の文章を盛り込みました。