記念オケ事業に関する疑惑について 市民オンブズマンが告発

2日、県の「とくしま記念オーケストラ事業」を請け負っていた音楽プロダクション(アンサンブルセシリア)の元代表が事業で得た所得を申告せず脱税した事件について、「市民オンブズマンとくしま」が、徳島地方検察庁に告発状を提出しました。

徳島県文化振興財団は平成25年度からの4年間、とくしま記念オーケストラ事業を請け負っていた音楽プロダクションの元代表の女性に対し、コンサートの委託費とは別に、ハイヤーの代金、760万円余りを支払っていたことについて、「ハイヤーの代金を支出するのは二重の支払いにな」り、背任の疑いがあるとして財団の当時の理事長や音楽プロダクションの元代表など5人を告発したものです。

 

 

市民オンブズマンの代表は、「なぜこういう支出をしたのか不可解としか言いようがない。検察にしっかり捜査してほしい。」と語っていました。県文化振興財団は、「告発状の内容を把握していないので、コメントは差し控えたい」としているそうですが、このままでは済まないということです。

次々と出てくる疑惑。知事はこのまま幕終いをはかろうとしていますが、思惑通りにはさせません。私たち県議団は、県政の根幹に関わる問題として、疑惑の真相を明らかにするべく、県民のみなさんとも力を合わせ頑張ります。