10日、治安維持法犠牲者国家賠償要求同盟(国賠同盟)の四国ブロック会議で、日本共産党県委員会を代表してご挨拶させていただきました。
日本政府は、戦前、治安維持法という国民弾圧法で、多くの国民を逮捕、投獄し、拷問、虐殺まで行いましたが、今日まで、その犠牲者への謝罪も賠償も一切行っていません。
国賠同盟は、治安維持法で国民が弾圧された歴史の事実を、国民に告発し、明らかになっている犠牲者とその遺族に対する謝罪と賠償を国に求める運動と併せて、歴史に埋もれている犠牲者を発掘する活動を粘り強く続けています。
その存在は、戦争への道をひた走る安倍政権の暴走政治のもと、ますます重要なものとなっています。
ブロック会議では、国賠同盟中央本部事務局長の田中幹夫氏を講師に招き、「治安維持法と現代」というテーマで学習しました。
私は、都合で、途中で退席しましたが、「戦前の弾圧と勇敢にたたかった」先人の「抵抗の歴史を学び風化させない活動」を続けることの意義を、あらためて噛み締める機会となりました。