道徳の教科化について 戦前の「修身」がよみがえる(?)

 14日、 午後、「ゆきとどいた教育をめざす徳島県連絡会」の総会&学習会に参加しました。「子どもと教科書全国ネット21」の常任運営委員の鈴木敏夫氏が、道徳の教科化の問題について、豊富な資料をもとに語って下さったのですが、その内容は驚くべきものでした。

安倍政権が教科化しようとしている道徳の内容を「端的にあらわす言葉」が、戦前の教育勅語に基づく「修身」の「徳目」と驚くほど一致しているのです!

概要は知っているつもりでしたが、これほどとは思いませんでした。

また、参考資料として配布された「憲法カフェ」の紹介のリーフ。てっきり、新婦人などの憲法を守る立場の団体のものかと思っていましたが、憲法改正を主張している日本会議のものでした。

「まんが女子の集まる憲法おしゃべりカフェ」で、その取り組みを漫画で紹介していますが、まさに新婦人の憲法カフェのパクリです!
彼らも、国民投票を目指して、「草の根」から憲法改正の世論を起こそうとしているんです。

7月の参議院選挙、何としても勝利を!と、あらためて意を強くした学習会でした。

(写真は、講師の鈴木敏夫氏)