24日、「SEALDSと語る日本の未来ー安倍政治にブレーキ
関西SEALDS(シールズ)と徳島大学の学生さん、とくしまママの会の大西さん、日本共産党の三ヶ尻りょう子さんが、安保法制廃止の運動をめぐって語り合いました。
(参加予定だった大西そう弁護士は、高知県に行っていて、雪のために帰って来られず、欠席)
私は、別の会議に出ていたため、後半の途中からしか話が聞けませんでしたが、まずは会場が満杯で立ち見がでるほどの盛況だったこと、若い方の姿が多く見られたことに驚きました。
市民のこの問題に対する関心の高さが現れていると思いました。
司会者から、「戦争に行きたくない」というのは、利己主義ではないか?、デモや集会では政治は変えられないという意見についてどう思うか?と問われた時のシールズの2人の発言が印象的でした。
「誰も戦争に行って誰かを殺したり、自分が殺されたりしても良いと思っている人はいないと思う。生きたい、幸せに暮らしたいと思うことは当たり前の権利。利己主義ではない。」
「私たちは、誰も戦争に行かなくてよい日本でいてほしいと思っている。」
「デモや集会をしても法案を止めることはできなかったが、7月に通るといわれていた法案が9月までずれ込んだのは、国会の中のたたかいだけではない。私たちの運動が国会の中のたたかいに大きな影響を与えたことは確か。そういう意味では、政治を変える力になっていると思う。」
「選挙ですべての民意が示されるとは思わない。民意が反映されていないと思うことは、私たちが声を上げていく。政治家は選挙で選ばれる。私たちの声を聞かなければ、選んでもらえないと思わせなくてはいけない。」
一つ一つの発言が新鮮に心に響いてきて、うんうんとうなずきながら聞きました。
三ヶ尻さんが、安保法制や立憲主義などの問題について、しっかりと語り、立ち位置を明確に示したことは言うまでもありません。