集会の始めの基調報告―400兆円超える大企業の内部留保増大の一方、庶民を苦しめる重い負担と人権を脅かす過酷な徴収、消費税10%などを許さない!――を聞きながら、あらためて「安倍政治許さない!」の思いを強くしました。
私は、日本共産党県委員会と議員を代表して以下のような連帯と激励のご挨拶をさせていただきました。
「国政では、森友文書改ざんで、税の申告時期に国税庁長官が辞職するという前代未聞の事態となっています。『私と妻が関わっていたら総理大臣も国会議員も辞める』、去年の2月17日の国会で安倍首相はこう言いましたが、安倍首相と明恵夫人が関わったことが明らかになったのだから辞めてもらうしかないでしょう。
国政を私物化し、お友達や一部の企業のために国民の税金を流し込む一方で、庶民には増税やアベノミクス、社会保障の切り捨てで格差と貧困を広げる、こんな内閣にはもう総辞職してもらうしかありません。
実は、この徳島県でも飯泉知事のお友達のために不透明な仕組みをつくって県民の税金を流し込み、もうけさせるという県政の私物化が行われていたことが問題となっています。『とくしま記念オーケストラ』問題だ。残念なことに、国会と違って、議会で追及するのは日本共産党だけという状況ですが、疑惑の真相を明らかにする会が結成されています。この会のみなさんと力を合わせて今後も真相解明のために力を尽くす決意です。
『税金は、庶民のくらし・福祉のために使え!』この怒りの声を上げて、国政でも県政でも、憲法を守り生かす当たり前の政治を取り戻すために力を合わせましょう!」
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集会を途中で切り上げ、急いで県庁へ。10時からの2月定例会(最終日)に臨みました。
私たち党県議団は、予算議案などの96議案中11議案の反対討論を私が、新未来「創造」とくしま行動計画の変更についての反対討論を山田県議団長が、議員の期末手当の引き上げの反対討論を達田県議が行いました。
達田県議が提出していた「とくしま記念オケ問題」の質問趣意書(文書質問)への回答は、予想していた以上にあいまいなものでしたが、このまま幕終いとさせるわけにはいきません。閉会後の県議団の打ち合わせで、回答を手がかりに、さらに追及していくことを意思統一しました。