28日、四国で働く女性のつどいin徳島の市民講座、八法亭みややっこの憲法噺(けんぽうばなし)を聞いてきました。
飯田美弥子さんという弁護士さんが、日本国憲法について落語風に語る講演会で、とにかく面白い。
以前、県の母親大会で聞いてから2度目ですが、情勢に合わせて噺の内容も進化していました。
憲法が暮らしのなかでどう役に立っているのか、わかりやすく説いていく。
日本国憲法の核心は、「個人の尊厳を守ること」、国民一人ひとりがその人らしく幸福を追求できるようにすること。
ここまでは、よその国の憲法でも普通に唱っている。
日本国憲法が、世界のどの国の憲法より先駆的なのは、「平和でなければ幸せにはなれないでしょう?」と、戦争をしないことを選び、その手段を捨てたこと。
自由と民主と平和主義、この3つが日本国憲法の3本柱…
こうして文章にすると理屈っぽい、フツーの話になってしまいますが、みややっこさんのテンポ良い噺だと、面白く笑いながら、スーッと頭に入っていくから不思議です。だから人気なんですね。
安倍政治がかつてなく危険なのは、この憲法の3本柱を踏みにじって暴走し、憲法まで変えてしまおうとしているからです。
みややっこさんは、噺の最後に、堤未果さんの「貧困大国アメリカ」という本の末尾の言葉を引用し、(安倍政権の暴走政治とたたかう舞台から降りてしまって)「子どもたちに絶望を手渡してはならない」、私たち大人が、しっかり声を上げ、改憲阻止、安倍政権の暴走政治とたたかい、勝利しましょう!
と、訴えました。
彼女は、日本共産党の衆議院小選挙区東京24区の予定候補ですが、唯一、この憲法噺で全国を飛び回ることを許されているそうです。
ぜひとも国会に行ってほしいものです。国会中継の視聴率がグーンと上がって、政治への関心が高まること間違いなし!
私も、彼女の喋りを学ぼうと、彼女の書いた本を2冊とも買い込みました。