政府は、今国会で「特定秘密保護法案」の成立を目指しているそうです。
集団的自衛権行使に向けて法制局長官の首をすげ替えるというクーデター的やり方、国家安全保障会議の設置と、これまでの安倍自公政権がやってきた一連の流れを見れば、この法案制定が、アメリカとともに海外で戦争できる国づくりのための準備だということは一目瞭然ではないでしょうか。
これまでも、主権者である国民に知られると都合の悪い情報を隠してきた政府が、アメリカからの強い要請があったと言われているこの法案を急いで成立させようとしていること自体に、その狙いが現れています。
反対の世論の盛り上がりにあわてて「知る権利」を明記すると言っていますが、日本は欧米に比べ、情報公開についての法整備など、国民の「知る権利」を保障する制度そのものが不十分な現状で、「知る権利」という言葉だけ入れても何の歯止めにもなりません。
先月、女優の藤原紀香さんが、ブログでこの法案への危惧を表明したことが話題になりましたが、急いでこの法案の危険性を国民に知らせ、反対の世論を大きく盛り上げ、国会への上程をストップさせましょう!!