秘密保護法 強行採決後も国民の批判やまず

12月7日、8日に行われたTBS系(JNN)世論調査で、 先週金曜日に成立した特定秘密保護法の国会審議について、85%の人が十分ではなかったと考えていることが明らかになりました。
 
 特定秘密保護法について、成立を評価するかどうかについては、「評価しない」と答えた人が57%で、「評価する」28%のほぼ倍になっています。
 秘密保護法の国会での審議について、「十分でなかった」と回答した人が85%に上り、与党の自民党と公明党の支持層でも7割を超える結果となりました。
 また、野党との修正協議により国民の「知る権利」を侵害する懸念はなくなったかどうか、については、「思わない」が79%に上っています。

 安倍内閣の支持率については、「支持する」と答えた人は前の月と比べて13.9ポイント減って第2次安倍内閣が発足して以降、最も低い54.6%となりました。
 
 政権与党は、「支持率が落ちることは覚悟の上」と強行突破しましたが、一度政権交代を実現させた国民を甘くみてはいませんか?!(写真は、6日付「しんぶん赤旗」より)