高知城ホールで開催された「米軍訓練空域拡大と低空飛行を許さない学習交流会」に参加しました。
日本共産党国民運動委員会・基地対策責任者の小泉親司氏が、「極東最大化する岩国基地ーそのねらいと危険性」と題して講演。
小泉氏は、今、沖縄の高江で起こっている問題は、辺野古の新基地建設と一体のものであり、岩国基地の増強と密接に関係していることを具体的に示しました。
来年1月に岩国基地に配備されるF35Bステルス戦闘機、オスプレイの拠点化など、「戦争法」と一体となった基地増強が計画され、岩国基地は極東における最大の米軍基地となるという話は、私たちの身近に存在する米軍基地の危険性と異常さをあらためて思い起こさせるものでした。
沖縄で起こっている基地問題は、日本全体の問題だということを知らせ、沖縄と連帯して「基地増強反対」の共同のたたかいを広げていかなくてはいけないと強く思いました。
この後、中四国、近畿の各県から活動報告がありました。
徳島からは、達田県議が、県内の米軍機低空飛行訓練の実態と中止を求める取り組みなどを報告しました。
高知の、米軍機低空飛行の実態を動画でインターネットに投稿する会「見チュー」の報告は印象的でした。
頻繁に繰り返される低空飛行訓練の様子を、住民の目線で動画に撮り、SNSを活用して広く知らせていった取り組みは、国政を動かす運動にまで発展しました。
みなさんの報告から、あきらめずに声を上げ続けること、SNSも活用して、具体的な事実で相手に迫ること、各団体・組織が連携し、連帯してたたかうことがいかに重要か、あらためて学ばせてもらいました。
学習交流会を主催していただいた高知県議団のみなさんに、心から感謝しますm(._.)m