党全県議員会議で学習と交流

10日、久しぶりの全県議員会議が開催されました。
県下の党議員は現在27名。県議団が準備と運営を担って、半年に度一は、議員全員が一同に会して一日かけて学習と交流を行う機会を持っています。しかし、なにせ多忙な議員のみなさんですから、なかなか全員が揃うことは難しい。それでも今回は、高出席率でした。
時々雪が舞う悪天候でしたが、無事、日程終了。

午前中は、県委員長から党大会決定についての報告、党大会に代議員として参加した久保徳島地区委員長、渡邊亜由美徳島市議の大会報告、各議員からの議会報告。

 

午後は、党中央自治体局の富樫 陽さんを講師に、「2017年度地方財政計画の特徴と地方政治をめぐる諸課題」について学習しました。
富樫さんの、豊富な資料を元にした3時間にわたる講義で、地方財政計画について体系立てて学ぶことができ、今後の議会対応へのヒントもたくさん得ることができました。
特に、安倍政権は、「集中改革プラン」を出した小泉構造改革の時代にやり残した「公的サービスの産業化」と「集約化」を、新たな「行革」の装いでやろうとしているという話は、しっかりと頭に置いておきたいと思いました。
小泉構造改革は、国民に大変不人気で、当時の民主党が「国民の暮らしが第一」のキャッチフレーズで国民の心を捉え、政権交代まで行ってしまったために達成できませんでした。今、安倍政権のもとで、新しい装いで「復活」というわけでしょうか。

対して、国民の運動と結んだ党国会議員団の頑張りで要求が実った課題もあること、国会内外での野党共闘、全国知事会や市長会、都道府県議長会などの「地方6団体」の共同が悪政の一定の歯止めになっていることも学べ、勇気を得ました。

住民の立場に立って、国政でも地方でも、「対決」「対案」「共同」で、安倍政権の惑通りに進ませないたたかいをしていくこと、また、政府の政策で活用できるものは上手く活かし、「住民の利益に」と、頑張ることが求められていることをあらためて自覚した一日でした。

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党中央自治体局の富樫さん(前列中央 こちら向き)を講師に学習
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開会のあいさつをする山田県議団長。山田さんがホワイトボードに書いた「全県議員会議」の「会」の字体が物議を醸しました。 教員経験のある議員さんから「テストなら×(バツ)やな」と厳しい指摘が・・・
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報告する県委員長