「核のゴミ」地層処分地選定に関する自治体説明会について県に申し入れ

2017.5.25さよなら原発徳島地層処分説明会申し入れ 011 (640x480)「核のゴミ」の地層処分地選定に関する自治体向け説明会が、6月1日、徳島市で開催されることについて、さよなら原発徳島実行委員会は、徳島での開催中止を経産省に申し入れることなどを求めて県知事に対し、26日、要請書を提出し、担当課と懇談しました。達田議員と私も同行しました。

2017.5.25さよなら原発徳島申し入れ (修正)

参加者から、「国が処分地を選定し、押しつけようとしている。説明会に参加することで、(処分地となることを)受け入れてもよいと考えていると思われるようなことにならないか。(処分地として)名前が挙げられてから県民が声を上げても止められない。」という声が出ましたが、対応した総合政策課長は、「説明会に参加し、内容を確認するのが県の立場」だと語りました。

一般住民を閉め出して自治体職員にだけ説明を行うこと自体が問題。住民に公開することが当然ではないか、説明会でどんな話がされたのか、報告してほしいとの要請には、「経産省に聞いてみないと・・・」と、予想通りの返事でした。

「徳島県は、よく、国に政策提言を行っている。飯泉知事は、自然エネルギーの導入を促進する立場で一貫しているのだから、原発推進を止めるよう国に政策提言してもらいたい」との意見も出ました。

2007年に高知県東洋町が処分地選定調査を受け入れることを表明したときには、飯泉知事は、当時の橋本高知県知事とともに経産省に調査を行わないよう要請に行った経緯があり、その後も8,000ベクレル以下のがれきの受け入れについても反対を表明しています。
この立場を貫くのなら、原発の再稼働や輸出にキッパリ反対すべきです!

さよなら原発では、説明会当日、会場前で原発反対を訴えるプラ立ちを行います。

6月1日(木)13時~14時 アスティとくしま周辺で行動します。
当日、13時にアスティとくしま施設前の交差点付近に集合してください。

画像に含まれている可能性があるもの:テキスト
当日、県知事に提出した要請書