文化の森総合公園に行って来ました

11月14日、久しぶりに文化の森総合公園に行って来ました。

近代美術館では近代日本画家の廣島晃甫回顧展が開催されていました。

保育園児の一行と一緒になりましたが、こんな幼い子どもたちがどう鑑賞するのかしらと思っていたら、「玉乗り」という大きな画の前にみんなで座って、保育士さんが、「たくさんの点々が見えるけど、これなんだろう?」「玉乗りしている人の両側にあるろうそくの火はついているのかな?それとも消えているのかな?」などと子ども達に聞いています。子ども達も集中して話を聞き、画を見ながら考えていました。

廣島氏は、明治~昭和と戦争が続いた時代に生きた画家です。朝鮮や中国人を描いた絵が多いのが印象的でしたが、展示中に暴漢に黒塗りされ、描き直したという画もあり、時代の暗闇を覗いたような怖さも感じました。もう少し時間をかけて見て回りたかったのですが、時間がなく、残念でした。この企画は、12月10日までだそうです。

図書館横の野外劇場では、屋根をつける工事の最中で、ショベルカーが見えました。

 

雨がそぼ降るあいにくの天気でしたが、色づいた樹々や落ち葉に覆われた路も美しく、景色を楽しむのにも良い場所です。