今日、6月の労働者の実質賃金が発表されました。(厚生労働省が31日に発表した毎月勤労統計調査《速報》より)
6月の実質賃金は前年比3.8%減とのこと。
4月が3.4%減、5月が3.8%減だったので、3ヶ月連続の落ち込み。しかも、「この20年来最大の落ち込み」です。円安による物価上昇に、4月からの消費増税が追い討ちをかけています。
私の地元、佐那河内村でも、「生活が苦しい」と実感している方が多くなっています。
今日も、「安倍さんは経済の『好循環』というけれど、私たちには無縁の話。景気がいいのは、上の方の人たちだけ。
おまけに消費税が上がって我々のところは『悪循環』。この先どうなるのか不安。(安倍さんに)だまされた気分だ。」と語った方がおられました。
来年の消費税10%への増税などとんでもない話です。
日本共産党は、「増税するなら、大もうけしている大企業や大金持ちから。大企業の内部留保を日本経済に貫流させ、国民のふところを暖める経済改革をすすめよう」と提案していますが、この方向こそ、多くの国民の望む道であり、日本経済建て直しの良薬ではありませんか?