自然エネルギー活用が開く明るい未来 映画「日本と再生 光と風のギガワット作戦」を観て

びっくり日曜市で訴える古田美知代元県議

21日(日)は、朝から行事が目白押しでした。

定例のびっくり日曜市での宣伝の後、9時30分~「原発ゼロ徳島連絡会」(正式名称:原発からの撤退、自然エネルギーへの転換を求める徳島県連絡会)の総会へ。
福島第一原発事故が起こって以来、毎月11日に徳島駅前で原発再稼働ストップ、自然エネルギーへの転換を進め、原発はゼロへと訴える街頭宣伝「イレブンアクション」の取り組みや、各種講演会や署名運動の取り組みなどの報告、決算報告等の後、新年度方針や予算、役員新体制の承認などが行われました。
その後、「日本と再生 光と風のギガワット作戦」の映画上映がありました。
この映画は、脱原発を目指す弁護士・河合弘之氏が「原発をなくしても、自然エネルギーで地域も経済も再生できる」と考えて、世界の自然エネルギー活用の実際を見て回る旅に出るドキュメンタリー映画です。
世界では、自然エネルギーの活用がどんどん進められ、技術も発展しています。
ところが、日本は自然エネルギーの宝庫なのに、原発をベースロード電源に位置付け、自然エネルギーの活用に事実上ブレーキをかける政治のために、世界の自然エネルギー活用のレベルからは大きく遅れています。
デンマークの、ベースロード電源という考え方を止めて自然エネルギーの活用を第一に位置付け、不足する部分を火力発電等で補う方式に変えるという発想の転換には感心しました。
米陸軍でも自然エネルギー活用を進めているという軍幹部との対談の場面が出てきますが、「石油等の資源の奪い合いで戦争が起こる。自然エネルギーは自国の資源で賄えるので戦争がなくなる」と軍幹部が言っていることに驚きました。
この映画を観て、自然エネルギー活用が開く日本の未来を想像し、とても幸せな気持ちになりました。やっぱり原発にしがみつく政治は変えなくてはいけませんね!

原発ゼロ徳島連絡会総会風景