仁比そうへい参議院議員を迎えての国政報告会&つどい

9月15日、徳島市内で開催されただ仁比そうへい参議院議員を迎えての「国政報告会&つどい」は、用意していた椅子が足らなくなるほどの盛況でした。

 

西日本豪雨災害、台風21号等と、相次ぐ災害対応に沖縄県知事選挙の応援で、中国・四国・九州、沖縄と駆け回り、真っ黒に日焼けしている仁比さんの臨場感あふれる迫力満点の演説に、私は、引き込まれるように聴き入りました。

 

仁比さんは、安倍政権が、辺野古の新基地建設予定地の地盤の一部が軟弱で、設計変更申請で新たに知事の承認を得なければならないことがわかっていたのに、この問題を隠し続けてきたことを日本共産党の赤峰衆議院議員が突き止め、明らかにしたこと、埋め立て承認を撤回した翁長前知事の遺志を継ぐ玉城デニー候補が勝利すれば、辺野古の新基地建設は止められると語りました。

 

そして、何でも力ずくのアベ政治に対して、今、国民の怒りが全国各地で湧き起こっていること、沖縄県知事選挙で「オール沖縄」の玉城氏が勝利すれば、安倍政権を追い詰め、政治を変える一大転機となると、玉城デニー候補勝利のための支援を訴えました。

 

暮らしの問題では、大企業の内部留保が425兆円を超えて増大し続ける一方で、労働者の実質賃金が16万円(2012年との比較)も減少し、約3千万人の国民が生活保護基準以下の暮らしを強いられている状況の中で、安倍政権は来年秋に消費税10%増税を行うという、しかも、多くの中小業者が廃業に追い込まれるような軽減税率を導入する、まさに弱い者いじめの政治だ!と語り、消費税10%への増税を中止させ、力のあるものに、しっかり税金を払ってもらう税制の改革が必要だと語りました。

 

 

安倍政権が、防衛予算「11兆3千億円」も視野に入れているとの話には驚きました。

自衛隊を米国に付き従って戦争する部隊にしてしまう憲法9条改憲、オスプレイを佐賀空港に配備し、秋田に北朝鮮からのミサイルを打ち落とすためのイージスアショアを配備するなど、南北朝鮮の首脳会談や米朝首脳会談で、アジアに起こっている平和への流れの大きな障害となっているのが安倍政権であり、来年夏の参議院選挙は、本気の野党共闘で自公政権に「3分の2」を取らせない、過半数割れに追い込むたたかいを!そのために、今、日本共産党の党勢を大きくすることがどうしても必要、党に入っておられない方は、ぜひ入って一緒に活動しましょう!―と熱く語りかけました。

 

質疑応答で、「野党共闘はどうなっているのか」と問われた仁比さんは、国会での共闘は前進している、原発ゼロ法案の提出等、基本的な国政課題での一致点を増やす努力がすすめられていることを示しました。

 

後日、つどいの後で仁比さんと握手した方が入党したとの嬉しいニュースを聞きました。